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e-Port World Flash : e-Port World Flash No.19 2008年11月17日配信
投稿日時: 2008-11-17 15:39:00 (1957 ヒット)



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★★ サンメディア:e-Port World Flash No.19 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2008/11/17


◎コンテンツ◎
【 1 】情報プロフェッショナルが今後の電子化における中国の影響拡大を
予測−フランクフルト・ブックフェア調査
【 2 】Google社、出版社・著作者団体らと和解へ
【 3 】科学データのバーチャル図書館構築に向けて世界の研究機関が結集−
国際科学会議(ICSU)が発表
【 4 】科学研究分野においてインドが躍進 - Thomson Reutors社調査
【 5 】Thomson Reuters社、ISI Web of KnowledgeとEndNote Web中国語版を
リリース
【 6 】Research and Markets社、北米の大学図書館における目録作成業務に
関する報告書を公表
【 7 】英国図書館が三カ年計画を発表
【 8 】システマティックアーカイビングの影響についてPEERが調査実施へ
【 9 】オープンアクセス学術出版社協会(Open Access Scholarly Publishers
Association) が発足
【 10 】北米の研究図書館グループが電子リポジトリ「HathiTrust」を創立
【 11 】ALPSP、長期的デジタル保存に関する調査報告を公表
【 12 】 Springer社がBioMed Central Groupを買収
【 13 】BioOneとPCG、営業販売対象地区を世界市場に拡大


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【 1 】情報プロフェッショナルが今後の電子化における中国の影響拡大を
予測−フランクフルト・ブックフェア調査
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2229833/frankfurt-sees-china-rising
先月開かれたフランクフルト・ブックフェアで、参加者1000人を対象にした
調査が行われた。それによると出版・情報専門家の多くが、これからの情報
電子化においては中国の影響力が増すと予測、また過去60年の業界史において
オンラインの書籍販売が最も重要な出来事とみていることが明らかになったと
いう。

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【 2 】Google社、出版社・著作者団体らと和解へ
http://newsbreaks.infotoday.com/wndReader.asp?ArticleId=51355
Google社(www.google.com)社は、Google Book Searchに絡む著作権問題で、
訴訟を起こしていた著作者団体「The Authors Guild」
(www.authorsguild.org)ならびに米国出版社協会(AAP)
www.publishers.org)と和解したと発表した。合意内容は、Google Book
Searchに参加している全米主要図書館のコレクションに含まれる著作権保護
期間内にある何百万点におよぶ書籍や資料についてもオンラインアクセスを
認めるというもの。

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【 3 】科学データのバーチャル図書館構築に向けて世界の研究機関が結集−
国際科学会議(ICSU)が発表
http://www.icsu.org/3_mediacentre/RELEASES/ICSU_29GA_Data_Information_Press_Release.pdf
国際科学会議(the International Council for Science)は、130カ国に
わたる科学研究機関がこれまでのデータセンターやサービスを整備して『世界
データシステム』(World Data System)を構築することで合意したと発表した。
科学データの収集、保存、流通のための既存のシステムには不備な点が多く、
昨今の世界的な課題への取り組みに必要とされる学際的研究を支援する面に
おいて十分な役割を果たせていない。今後は、領域を問わず相互に操作可能な
世界的ネットワークを新たに導入する必要があるとされ、ICSU総会ではその
ようなシステム構築にむけて戦略的に取り組んでいくことで可決された。

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【 4 】科学研究分野においてインドが躍進 - Thomson Reutors社調査
http://www.thomsonreuters.com/content/press_room/sci/293977
米科学情報企業Thomson Reuters社は、インドが2000年以降科学研究成果に
おいて躍進し、影響力も増してきているとする調査結果をScience Watch 9/10
月号で発表している。これは同社が独自に保有するNational Science
Indicators、Essential Science Indicatorsの指標を基にした分析に基づく
もの。

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【 5 】Thomson Reuters社、ISI Web of KnowledgeとEndNote Web中国語版を
リリース
http://www.thomsonreuters.com/content/press_room/sci/293509
Thomson Reutors Scientific事業部は、アジア・パシフィック地区における
研究の最前線に位置する中国のユーザー向けに、同社が保有するISI Web of
KnowledgeとEndNote Webの簡体字中国語インターフェースのリリースを発表
した。

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【 6 】Research and Markets社、北米の大学図書館における目録作成業務に
関する報告書を公表
http://www.researchandmarkets.com/research/b30ff3/academic_l
アイルランドの市場調査情報企業Research and Markets社が、北米の80の大学
図書館を対象にした目録作成業務に関する調査報告書「Academic Library
Cataloging Practices Benchmarks」を公表している。254頁におよぶ報告書
では、630点を超える表や解説が含まれており、人材の外部委託や人選、配置、
またカタロガーの目録教育の現状・動向にいたるまで、大学図書館における
目録作成実務の実体を概観している。

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【 7 】英国図書館が三カ年計画を発表
http://www.bl.uk/aboutus/stratpolprog/strategy0811/index.html
英国図書館(British Library)が、向こう3年間(2008-11年)における新たな
戦略を発表した。研究や情報を取り巻く環境の劇的な変化を概観した上で、
図書館がすでに持つ強みや長所を今後いかにして発展させ、また研究者や企業
に対する図書館の果たすべき役割を向上する機会をどのように作り上げていく
のかなどが述べられている。具体的な戦略的優先項目として、1)英国における
電子出版物を網羅的に収集・保存、2)ユーザとコンテンツの結びつけ、
3)新聞の利用と保存の実体を改善、4)革新的なサービスと統合化された
プロセスを駆使した、英国における研究活動の支援、5)電子的基盤の構築、
6)物的資料の保管・保存の一本化、7)英国図書館の組織としてのあり方の
発展、の7項目が挙げられている。

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【 8 】システマティックアーカイビングの影響についてPEERが調査実施へ
http://www.stm-assoc.org/home/stm-partners-in-the-just-launched-pioneering-collaboration-b.html
欧州連合(EU)の支援を受けて発足した『Publishing and the Ecology of
European Research』 (PEER)は、ピアレビュー最終稿の大規模な
システマティック・デポジットが読者の利用、著者やジャーナルの可視性、
欧州研究の実体に及ぼす影響を調査すると発表した。出版社や研究所、図書館、
学会、研究者などが協力して取り組むプロジェクトで、2008年から2011年まで
の3年間実施されるという。参加を予定の代表的機関としては、国際STM出版
協会、欧州科学財団、マックスプランク協会など。

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【 9 】オープンアクセス学術出版社協会(Open Access Scholarly Publishers
Association) が発足
http://www.oaspa.org/press.release.html
先月ロンドンで開かれたオープンアクセス(OA)の日に連動して、オープン
アクセス学術出版社協会(OASPA)が発足した。同協会は、科学技術分野全般
においてオープンアクセス出版に取り組む世界中の出版社の利益を代表し、
その支援を行うことを使命としている。具体的な活動内容として、情報交換、
基準の設定、ビジネス・出版モデルの策定と発展、OAジャーナル出版に関する
アドボカシー活動、教育支援、新たな手法やアイデアの促進など。

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【 10 】北米の研究図書館グループが電子リポジトリ「HathiTrust」を創立
http://www.hathitrust.org/press_10-13-2008
米国の主要な研究図書館が、「HathiTrust」と呼ぶデジタルリポジトリを共同
で構築すると発表した。何百万冊もの書籍のデジタル情報などを保有し、
利用者はオンラインで通読できるようになる。参加しているのはCommittee
on Institutional Cooperation (CIC)と呼ばれる12大学で構成される
コンソーシアムとカリフォルニア州立大学(UC)システムの11大学で、いずれも
Google社とGoogle Book Searchプロジェクトに参加し、図書館の蔵書を
デジタル化を進めている。

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【 11 】ALPSP、長期的デジタル保存に関する調査報告を公表
http://www.alpsp.org/ngen_public/article.asp?id=1&did=47&aid=27202&st=&oaid=-1
学会・専門出版協会(ALPSP)は、長期的デジタル保存の諸問題についての認識
を高め、また協会が策定した戦略の本質や範囲を定着させることを目的とした
調査を2008年7月に実施し、その報告書を公表した。会員出版社が、昨今最も
重要な課題のひとつである電子コンテンツの長期的保存に対してどのような
立場をとっているのかが把握できる内容となっている。

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【 12 】 Springer社がBioMed Central Groupを買収
http://www.springer-sbm.com/index.php?id=291&backPID=131&L=0&tx_tnc_news=4970&cHash=56b1d882b2
独Springer社は、オープンアクセス(OA)出版社BioMed Central(BMC)を買収
することで合意に達したと発表した。買収額については公開されていない。
同社では2004年以降、独自に「Springer Open Choice」プログラムを設け、
著者が出版形態を選択できるようになっている。Journal of Biology、BMC
Biology、BMC Medicineなど著名なジャーナルを保有するBMCの買収は、同社の
OAイニシアティブをさらに充実させるものとなる。

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【 13 】BioOneとPCG、営業販売対象地区を世界市場に拡大
http://www.bioone.org/perlserv/?request=get-static&name=announce-PCG_Expand-2008
生物・環境科学系の研究雑誌のアグリゲートサービスを展開する米BioOne社は、
今年9月に新しく北米地区の販売代理店となったPublishers Communication
Group (PCG)社の営業販売対象地域を、来年1月以降はラテンアメリカ、中国、
日本を含む世界市場まで拡大すると発表した。



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編集後記
米大統領選で圧勝したオバマ候補だが、翌5日のニューヨーク市場は大統領選
翌日としては最大の下げ幅を記録するなど、祝賀ムードは長続きしなかった。
JFK以来半世紀ぶりに誕生した東部リベラル層を代表する大統領の誕生だが、
圧倒的不利を伝えられたマケイン候補が一般得票数の46%を獲得するなど保守
化の流れは変わっていないように見受けられる。金融危機の解決と国際影響力
の維持にオバマ新大統領が失敗すれば、リベラルで国際協調主義的な政治勢力
は再度の後退を余儀なくされるのであろうか。(S.S.)
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