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e-Port World Flash : e-Port World Flash No.26 2009年7月6日配信
投稿日時: 2009-07-06 19:08:01 (1782 ヒット)



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★★ サンメディア:e-Port World Flash No.26 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2009/7/6


◎コンテンツ◎
【 1 】トムソン・ロイター社、 Research4Lifeと共に開発途上国支援を表明
【 2 】 不況時における専門図書館のサバイバル戦略とは-J. J. Keller 白書
【 3 】米国政府資料への新たな門戸を開く「Data.gov」開設
【 4 】ARL(北米研究図書館協会)、守秘義務契約の署名を控えるよう加盟館
に通達
【 5 】違法コピー防止用オンラインツールが効果を発揮-英国出版社協会報告
【 6 】米国大学学生組織連合が研究情報のさらなる公開を求めて声明を発表
【 7 】Web of Science、厳しい経済状況にも関わらず高い更新率を記録-
トムソン・ロイター社発表
【 8 】グーテンベルクの聖書を含む古典の電子化プロジェクト進行中-
ケンブリッジ大学図書館
【 9 】オックスフォード・ジャーナル、品質管理の国際規格『ISO 9001:
2008』認証を取得
【 10 】科学・学術情報のオープンアクセス化で年間1億3300万ユーロ節約
(オランダ)-豪経済学者による試算


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【 1 】トムソン・ロイター社、 Research4Lifeと共に開発途上国支援を表明
http://www.thomsonreuters.com/content/press_room/sci/445271
トムソン・ロイター社のヘルスケア・アンド・サイエンス・ビジネス部門は、
Research4Lifeの活動を通して開発途上国における科学研究推進を支援してい
くと発表した。Research4Lifeとは、2002年、国連ミレニアム開発目標(MDGs)
の実現をサポートすることを目的とした国連機関・学術出版社・大学・大学
図書館・慈善団体が集まった官民パートナーシップのことを指す。Research4
Lifeでは、これまでに3つのプログラム(「Health InterNetwork Access to
Research Initiative (HINARI)」「Access to Global Online Research in
Agriculture (AGORA)」「Online Access to Research in the Environment
(OARE)」)を通じ、108の国・地域の約4,500の機関の研究者に対して大手科学
出版社の7,000誌を超えるジャーナルを無償または低価格で提供してきた。
今後同社は、これら3つのプログラムを通して両機関が特定した国において
Current Contents Connect, MEDLINE, EndNote Web, ResearcherIDを含むISI
Web of Knowledge特別パッケージを提供するとしている。

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【 2 】 不況時における専門図書館のサバイバル戦略とは-J. J. Keller 白書
http://newsbreaks.infotoday.com/Digest/New-White-Paper-on-Special-Libraries-Recession-Survival-Strategies-54672.asp
米企業J. J. Keller & Associates社(www.jjkeller.com)が、「経済的影響:
情報専門員は変化にどう対処しているか」(原題 'Economic Impact: How
Information Professionals Are Coping with Change.'(tm))と題する
ホワイトペーパーを公開した。これは、北米の図書館専門員向け無料サイト
ResourceShelfの利用者を対象に実施された調査の結果で、経済危機の中、
図書館情報専門員が人員や予算の変化にいかに対処しているか生き残り戦略に
ついての実態が明らかにされている。

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【 3 】米国政府資料への新たな門戸を開く「Data.gov」開設
http://newsbreaks.infotoday.com/NewsBreaks/Datagov-Opening-the-Doors-to-Government-Data-54337.asp
透明性・説明責任のともなう開かれた政府を方針に掲げるオバマ政権の下、
連邦政府やそのほか政府機関が保有する様々な情報やデータが入手できる
「Data.gov」(www.data.gov)が5月21日、一般に公開された。これまでにも
様々な公的データは存在していたもののどれもが断片的で、また独自
フォーマットで作製されていたため見つかり難くかつ使い難いという難点が
あったが、今回はデータが一元管理され一般市民にとっても使い易いつくりと
なっている。現時点で公開されているデータ範囲は限られているが、今後順次
拡大していく予定という。

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【 4 】ARL(北米研究図書館協会)、守秘義務契約の署名を控えるよう加盟館
に通達
http://www.arl.org/news/pr/nondisclosure-5june09.shtml
ARL(北米研究図書館協会)理事会は、加盟図書館が、個別・コンソーシアム
契約など形態を問わず、機密保持または守秘義務条項を含む契約書を出版社や
業者と交わすことを控えるよう定めた学術コミュニケーション運営委員会に
よる決議を支持した。また理事会は、コンテンツやソフトウェア、その他
ツールのライセンシングや電子化など第三者との契約において、加盟館同士で
情報をできるだけ共有するよう促している。これは、パッケージディールなど
によってコンテンツが増える中で、守秘義務条項が有利に交渉を進める上で
弊害となっているとする図書館側の懸念に応えたもの。

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【 5 】違法コピー防止用オンラインツールが効果を発揮-英国出版社協会報告
http://www.knowledgespeak.com/newsArchieveview.asp?intMonth=6&intYear=2009 (6月1日のニュース)
http://www.publishers.org.uk/en/home/enforcement/copyright-infringement-portal/
違法コピー対策として英国出版社協会が今年2月に開発したオンラインツール
が、ネットに違法にアップロードされた約800件のテキストを探知し、その9割
近くをウェブ上から削除することができたとする報告を発表している。この
著作権侵害対策ポータルは、主に無料ダウンロードを提供するウェブサイトを
対象に違法コピーの詳細を記録しプロバイダーに削除を求める仕組みで、適切
な措置が取られたか追跡することもできる。

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【 6 】米国大学学生組織連合が研究情報のさらなる公開を求めて声明を発表
http://www.righttoresearch.org
http://www.arl.org/sparc/media/09-0610.shtml
全米医学生協会(American Medical Student Association)を始めとする米国
の全国・地域レベルの大学学生組織連合が『Student Statement on the Right
to Research(tm)』とする声明を発表し、その中で大学当局や研究者、研究
助成団体に対して研究情報のオープンアクセス(OA)化を支援するよう呼びかけ
ている。学生は研究・教育の様々な場面で学術文献に依存しているものの、
教育現場では昨今の経済危機より遥か以前から高騰する学術雑誌の維持に
苦しみ、学生は学術情報への十分なアクセスが与えられてきていない。今回の
声明は、米SPARCが取りまとめたこれらの討論の結果として生まれたもので、
声明の全文はオンラインで閲覧することができる。

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【 7 】Web of Science、厳しい経済状況にも関わらず高い更新率を記録-
トムソン・ロイター社発表
http://science.thomsonreuters.com/press/2009/8524500/
世界最大の引用データベースとして知られるWeb of Scienceの版元トムソン・
ロイター社が、昨今の経済不況にも関わらずWeb of Scienceが高い更新率を
維持していると発表している。特に、新たに提供されるようになった1900年
以降の引用データが含まれるCentury of Social Sciencesと合わせたバック
ファイルコンテンツの売上が飛躍的に伸びているという。

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【 8 】グーテンベルクの聖書を含む古典の電子化プロジェクト進行中-
ケンブリッジ大学図書館
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2243511/ancient-books-online
アンドリュー・W・メロン財団から$427,000(日本円で約4,200万円)の助成金
を受け、現在ケンブリッジ大学図書館のインキュナブラ(〜1500年末までに
印刷された書物)コレクションの電子化が同館により進められている。4,650
点にも及ぶコレクションの中にはグーテンベルクの聖書やホメロス作品の初版
など貴重な資料が含まれているが、その殆どがオンラインカタログに含まれて
おらず、内外の研究者や学生の目に触れることはなかった。ケンブリッジ大学
図書館では今後5年をかけて各アイテム毎の詳細な目録を作成し、Newton
カタログやその他のデータベースを通して世界中からアクセスできるように
する予定という。

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【 9 】オックスフォード・ジャーナル、品質管理の国際規格『ISO 9001:
2008』認証を取得
http://www.oxfordjournals.org/news/2009/06/10/iso.html
オックスフォード大学出版会の事業部であるオックスフォード・ジャーナルが、
品質管理における国際規格である『ISO 9001:2008』認証を取得した。審査で
は、論文原稿の受理ー編集・製版ー出版(冊子・電子)に至るまでの製造過程
のみならず、図書館員・コンソーシアム・学会・著者・取次店を含む顧客
ベースをサポートするサービスの品質を確保するための管理プログラムの実証
が求められる。大手STM系出版社で認証を取得したケースはまだ珍しい。

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【 10 】科学・学術情報のオープンアクセス化で年間1億3300万ユーロ節約
(オランダ)-豪経済学者による試算
http://www.surffoundation.nl/economicstudyOA
http://www.surffoundation.nl/en/actueel/Pages/OpenAccesspublicationcansavetheNetherlandsupto133millioneuros.aspx
科学・学術論文のすべてが一般公開されるようになれば、オランダで年間1億
3300万ユーロ(日本円で約138億円)の節約が可能とする「Costs and
Benefits of Research Communication: The Dutch Situation(tm)」という
報告書で発表している。この数字は豪経済学者John Houghton博士の試算に
よるもので、SURF財団がオランダ文部科学省に提出した研究に含まれている。
SURF財団の委託調査としては、同様の調査がデンマーク、ドイツ、英国で実施
されている。調査報告書の全文はオンラインで閲覧できる。



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編集後記
いよいよ7月、そろそろ夏休みの計画を立て始められた方もいらっしゃるの
ではないでしょうか。燃油サーチャージも一時期よりは大分下がったのでこの
夏こそ海外!と検討されてられる方も多いかもしれません。ところで海外で車
などレンタルする上で必要な国際免許。通常、日本国内においては普通自動車
免許があればスクーターに乗ることができますが、その普通自動車免許を書き
換えただけの国際免許はあくまでも「自動車」が対象で、スクーターのレンタ
ルには別に自動二輪用の許可が必要になりますのでご注意を。
(S.S.)
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