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e-Port World Flash : e-Port World Flash No.29 2009年12月1日配信
投稿日時: 2009-12-01 09:30:49 (1852 ヒット)



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★★ サンメディア:e-Port World Flash No.29 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2009/12/1


◎コンテンツ◎
【 1 】 Elsevier社と大学が図書館員・研究者向けウェビナーを共同開催
【 2 】 JISC Collection社がContent Complete社を買収
【 3 】 Dialog社が失業した図書館員を支援
【 4 】 Springer 社が脳研究者向けのソーシャルネットワークサイトを公開
【 5 】 EU Bookshop Digital Libraryが稼働
【 6 】 第一回国際OA週間、反応上々、成果あり - SPARC報告
【 7 】図書館予算配分、コンテンツから技術にシフトーOutsell社調査報告
【 8 】 研究論文数、中国が米国を追い越す日も近い?ーThomson Reuters
社調査報告
【 9 】 OCLCが出版社向けメタデータサービスを開始
【 10 】電子書籍に関する消費者調査:過去1ヶ月に電子本を読んだことの
ある英国人4%


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【 1 】 Elsevier社と大学が図書館員・研究者向けウェビナーを共同開催
http://www.elsevier.com/wps/find/authored_newsitem.cws_home/companynews05_01348
Elsevier社が、世界中の複数の大学と提携して図書館員や研究者向けのウェビ
ナー(オンライン上で開かれるセミナー)「Scholarly Perspectives 2009」
を3回シリーズで実施すると発表している。英アバディーン大学、米プリンス
トン大学、香港大学の上級研究者や図書館員による学際的研究の支援に必要な
戦略やツール、電子書籍の役割などについての成功事例・ケーススタディの
発表に続き、今日の学術図書館が直面する重要な課題について研究者、図書館
員、出版社の三者が意見交換する内容となっている。

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【 2 】 JISC Collection社がContent Complete社を買収
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2009/10/jisccollections.aspx
英国の高等教育機関に代わってオンラインデジタルコンテンツ提供者との交渉
や調達を代行してきたJISC Collectionsが、Content Complete社を買収した
と発表した。Content Complete社は、過去6年間、電子ジャーナル
ライセンスに関する同国の国家事業であるNESLi2の交渉エージェントで
あったほか、アーカイビング、利用統計データ、電子ジャーナルのビジネス
モデル、また近年では電子ブック等様々な事業や活動においてJISCと緊密に
連携してきた。

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【 3 】 Dialog社が失業した図書館員を支援
http://newsbreaks.infotoday.com/Digest/Dialog-Reaches-Out-to-Unemployed-Librarians-56661.asp
ProQuest社の一事業部であるDialog社が、昨今の経済不況の中で失業した
図書館員の支援に乗り出している。失業した図書館員の職探しや情報専門員
としての検索技能の維持・向上のために、一年間、通常発生するDialong
スタートアップ料やサービス料の免除、Dialindexサービスの無償提供、
Dialog利用料10%割引を適用するという。

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【 4 】 Springer 社が脳研究者向けのソーシャルネットワークサイトを公開
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2251142/springer-launches-professional
Springer社が、脳や神経科学の研究者を対象とした無料のソーシャルネット
ワークサイト(SNS)「TheNeuroNetwork」
(http://www.theneuronetwork.com)を立ち上げた。脳を研究する学生や
科学者が執筆論文や研究課題をプロフィール上で公開できるほか、ポスター
プレゼンテーション、画像、ビデオを共有したり、質疑応答や議論などを通じ
て他の研究者と相互交流できるようになっている。すでに全世界70カ国以上
の1,300人の研究者が利用している。

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【 5 】 EU Bookshop Digital Libraryが稼働
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/09/1529&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
先月開催されたフランクフルトブックフェアでEU Bookshop Digital Library
が正式稼働した。EU Bookshopは、欧州共同体(EC)や欧州連合(EU)の
出版物事業部として機能してきたPublications Officeが有するアーカイブが
大規模に電子化されたもので、欧州統合の父と称されるジャン・モネの1952
年の演説等を含む、EUに関する貴重な歴史的資料11万点以上からスキャン
された1200万ページ分が無料でダウンロードできるようになっている。EU
Bookshopは欧州電子図書館「Europeana」からもアクセスできる。

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【 6 】 第一回国際OA週間、反応上々、成果あり - SPARC報告
http://www.arl.org/sparc/media/09-1029.shtml
OA(オープンアクセス)啓蒙活動の一環として去る10月19〜23日に実施され
た第一回国際OA週間では、全世界の大学や研究所など300ヶ所以上で
イベントが開かれた。主催したSPARCは、今回のイベントが研究者
コミュニティにおけるOAについての認知度を高め、またOA支持の世界的
ネットワーク構築に向けて一定の成果があり、今後OAは学術研究の発展に
中心的な役割を担うことになるだろうと報告している。

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【 7 】図書館予算配分、コンテンツから技術にシフトーOutsell社調査報告
http://www.outsellinc.com/press/press_releases/library_spending_shift
メディア産業に特化した米調査企業Outsell社が政府系図書館、公共図書館、
大学図書館、小・中・高図書館、企業図書館を対象に実施した年次調査による
と、全体的にみて蔵書の電子化、電子保存・検索システム開発費などの出費が
増加し、予算配分がコンテンツから技術面にシフトしている傾向にあるという。
また、その他報告書は昨今の経済不況の煽りを受けて図書館支出総額が昨年
248億ドルから2011年には244億ドルまで減少すると予測している。

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【 8 】 研究論文数、中国が米国を追い越す日も近い?ーThomson Reuters
社調査報告
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2252431/china-set-supersede-research
科学情報調査企業Thomson Reuters社がWeb of Scienceデータをもとに
発表した報告書「Global Research Report: China」によると、中国の論文
発表数は1998年から10年間で2万件から11万2千件まで急増、2004年以降
だけでみても倍増した実績を持ち、このペースが続けば向こう10年間で米国
を抜いて世界1位になると予測している。特に材料科学、化学、物理など物理
科学やテクノロジー分野に集中しているが、増加率では農業科学や生命科学
分野が顕著という。中国の論文数は、すでに2006年に英国、ドイツ、日本を
抜き、現在米国に続く世界第2位。

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【 9 】 OCLCが出版社向けメタデータサービスを開始
http://www.oclc.org/news/releases/200954.htm
OCLCが出版社向けにメタデータサービス「OCLC Metadata Service for
Publisher」を開始すると発表した。WorldCatの検索・マッピング技術を
使って出版社が使用するONIXタイトルメタデータに情報を付加し、それを
再び出版社に提供するというもので、メタデータが強化されることで様々な
システム上で機能するようになり、最終的に図書館と出版社間の
サプライチェーンの効率化が図れるとされている。

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【 10 】電子書籍に関する消費者調査:過去1ヶ月に電子本を読んだことの
ある英国人4%
http://www.thebookseller.com/news/100912-four-percent-of-british-have-read-an-e-book.html
英国の調査・コンサルティング企業YouGov社が1,000人以上の消費者を対象
に行った調査結果をBookseller.comが記事として掲載している。それによる
と、過去1ヶ月に電子書籍を読んだことのある人は4%で、そのうちアクセス
に一銭も支払わなかった人が大多数(70%)を占め、5ポンド以下が19%、
5〜25ポンドが7%だった。また、従来の紙の書籍については回答した人の
うち68%が過去1ヶ月以内に読んだとし、その出費として支払った額は10
ポンド以下が39%、10-25ポンドが13%だったという。



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編集後記
先日の図書館総合展の展示会場で見つけた「Book Shower」。50cm立方
ほどの大きさの箱に本を1冊立てかけていれると、横から吹く風でページが
パラパラとなびき、本に挟まった埃や塵、紙魚などを払い落とす同時に上から
照射される紫外線が殺菌処理を行うという代物。「1冊ずつこんな風に処理
するなんて、手間がかかるだけでありえない」と、一緒に同行していた米国の
某有名大学図書館の方は「こんなものに商品価値があるはずがない!」といわ
んばかりの怪訝そうな顔。

デモしてくれた担当者さんによると、本を借り出す利用者が「汚れが気になる
ようであれば自分で殺菌処理できる」ことを想定して開発されたもので、まだ
正式に商品化されたわけではなく、今は図書館員の反応を聞きながらの市場
調査中なのだとか。その説明を受けて米国図書館員の方も最終的には納得され
たご様子でしたが、こういうものを開発しようという発想も抗菌グッズ大国
日本ならではなのでしょう。

果たしてこの「Book Shower」、どこかの図書館にお目見えする日は来る
のか、どうか。(SS)
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