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投稿日時: 2009-06-05 16:06:52 (2475 ヒット)

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★★ サンメディア:e-Port World Flash No.25 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2009/6/3


◎コンテンツ◎
【 1 】Wolfram Alpha―Googleを超える?Web3.0新検索エンジン、初公開
【 2 】Fedora CommonsとDSpace Foundationがオープンソースリポジトリ団体
を新たに創設
【 3 】学術出版社が新型(豚)インフルエンザに関する研究情報を無料公開
【 4 】一般市民のための化合物情報データベース「Common Chemistry」公開
【 5 】著名医学雑誌が助成のあり方についてゲイツ財団を批判
【 6 】Googleブック検索をめぐる和解案に対し、図書館協会団体が司法に
よる監視を要求
【 7 】Googleが公共データ検索機能を追加
【 8 】学術コミュニケーションにおける新たな課題をテーマに
「第19回SPARC-ACRLフォーラム」開催予定−7月米シカゴ市
【 9 】2009年助成金提案書を募集−エルゼビア財団
【 10 】Springer社による歴史的文書、ベルリン中央州立図書館(ZLB)に移動
【 11 】米書籍出版産業、オンデマンド出版の売上高に伸び -Bowker社報告


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【 1 】Wolfram Alpha―Googleを超える?Web3.0新検索エンジン、初公開
http://newsbreaks.infotoday.com/NewsBreaks/Wolfram-AlphaSemantic-Search-Is-Born-53892.asp
従来の検索エンジンの一歩先をゆくとされる「Wolfram Alpha」
(www.wolframalpha.com)が、一般に公開された(現在は英語版のみ)。
Wolfram Alphaは、これまでのような関連するサイトをリンク表示するものと
は異なり、Wolfram Research社が開発した計算知識エンジン(computational
knowledge engine)を駆使して利用者のクエリーに対する回答を提示するもの
で、例えば、"water 550C 3atm"(3気圧、500℃、水)と入力した場合、
Wolfram Alphaでは、そのような状況下における水の特性(密度や分子量、
沸点)に関する情報を提供する仕組みとなっている。

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【 2 】Fedora CommonsとDSpace Foundationがオープンソースリポジトリ団体
を新たに創設
http://www.duraspace.org/index.html
オープンソースのリポジトリソフトウェア開発を手がけるFedora Commonsと
DSpace Foundationの2機関が「DuraSpace Organization」を創設した。新団体
は、変化の著しいウェブ環境の中で、デジタルコンテンツの管理・保管・
アクセスに関わる技術開発の牽引役として更なる革新をめざすほか、すでに
世界的に導入されているFedoraとDSpaceのサポート、非営利的ミッションを
支持するコミュニティーの拡大を目指す。

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【 3 】学術出版社が新型(豚)インフルエンザに関する研究情報を無料公開
≪CABI≫http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2241574/swine-flu-researchers-given
≪EBSCO≫http://hldemo.ebscohost.com/DynaMed-SwineFlu/.
≪Gale≫http://newsbreaks.infotoday.com/Digest/Gale-Provides-Free-Access-to-Swine-Flu-Information-53797.asp
≪Wiley-Blackwell≫http://www.wiley.com/bw/press/pressitem.asp?ref=2220
世界中で猛威を振るっている新型(豚)インフルエンザに関し、複数の学術
出版社が感染防止対策支援の一環として自社で保有する情報ソースから
インフルエンザウィルスに関連する研究情報を無料で公開している。無料公開
しているのは、CABI(Global Health database)、EBSCO(DynaMed)、
Gale(Global Issues in ContextやGale Virtual Reference Library)、
Wiley-Blackwell(Cochrane他)など。独自にインフルエンザ情報の
リファレンスサイトを立ち上げて最新情報を提供しているところもある。

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【 4 】一般市民のための化合物情報データベース「Common Chemistry」公開
http://www.cas.org/newsevents/releases/commonchemistry051209.html
米国化学学会(ACS)の一部門であるChemical Abstracts Service (CAS)が、
Common Chemistryと呼ばれる無料の化学情報サイトを一般に向けて無料公開
した。Common Chemistrynは、元素表の118すべての元素と、普段の生活で日常
的に使用される化合物7,800種類ほどが含まれており、化学物質の一般名また
はCAS登録番号で簡単に情報を検索することができる。

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【 5 】著名医学雑誌が助成のあり方についてゲイツ財団を批判
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(09)60885-0/fulltext
医学雑誌「The Lancet」が、1998年〜2007年にかけてのゲイツ財団助成金の
分析を行い、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団の助成金は透明性に欠け、受益者
分布も先進国の研究所や大学に偏りがあり、医療支援を最も必要としている
人口に資源が集中していない」とする批判記事を、解説とともに最新号に掲載
している。記事は、財団がマラリアなど特定の疾病の研究助成に偏りすぎてい
る点、幼児疾患の軽視の傾向など指摘しているものの、財団が世界的な保健
衛生の改善に多大な貢献をしていると賞賛も忘れていない。

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【 6 】Googleブック検索をめぐる和解案に対し、図書館協会団体が司法に
よる監視を要求
http://www.arl.org/news/pr/google-4may09.shtml
Googleブック検索の訴訟をめぐり、米国図書館協会(ALA)、大学・研究
図書館協会(ACRL)、北米研究図書館協会(ARL)の3つの団体が、現在保留
状態となっている和解案の解釈と実施について、幅広い公益を保証するために
も司法による積極的な監視が必要とする意見書を、訴訟を担当している
ニューヨーク南部連邦地方裁判所に対して提出した。

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【 7 】Googleが公共データ検索機能を追加
http://newsbreaks.infotoday.com/Digest/Google-Introduces-Public-Data-Search-Feature-53664.asp
Googleに、公的機関が公表する公衆データの検索機能(英語版)が追加された。
最初の段階としては、米国労働統計局、米国国勢統計課が発表したデータが
対象で、クッキーの価格から二酸化炭素排出量、高校卒業者率、銀行員の給料
高、山火事の頻度など様々な統計データを利用することができる。例えば州名
や国名と共に「unemployment rate」 or 「population」と検索すると、
失業者率に関する最新データが入手できるだけでなく、データの追加や削除、
グラフのカスタマイズ化や共有など、ユーザー側で操作可能な仕組みが
備わっている。

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【 8 】学術コミュニケーションにおける新たな課題をテーマに
「第19回SPARC-ACRLフォーラム」開催予定−7月米シカゴ市
http://www.arl.org/sparc/media/09-0505.shtml
米SPARCと大学・研究図書館協会(ACRL)は、2年に一回のSPARC-ACRLフォーラム
(第19回)を7月シカゴで開かれるALAで開催すると発表した。フォーラムの
タイトルを「Rough waters: Navigating hard times in the scholarly
communication marketplace」とし、緊縮予算など昨今の世界的経済不況の中
で学術コミュニケーション市場が直面する喫緊の課題をテーマに議論が
交わされる予定という。

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【 9 】2009年助成金提案書を募集−エルゼビア財団
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2240509/elsevier-foundation-seeks-grant
エルゼビア財団が、今年計画立案している「発展途上国における革新的図書館
支援(Innovative Libraries in Developing Countries)」「New Scholar」
の2つのプロジェクトに対する助成金の提案書を募集している。助成金は
単年分、複年分(2年、3年)が用意され、各年$5,000(£3,300)〜$50,000
(£33,500)が提供される。受領者は12月に発表される予定。応募要項などの
詳細は、当団体サイト(http://www.elsevierfoundation.org)に掲載されて
いる。

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【 10 】Springer社による歴史的文書、ベルリン中央州立図書館(ZLB)に移動
http://www.knowledgespeak.com/newsArchieveviewdtl.asp?pickUpID=8196&pickUpBatch=1171#8196
大手学術出版社Springer社が終戦以前(〜1945年)に出版した書籍や通信文書
など歴史的アーカイブが、現在保管されているハイデルベルク市からベルリン
中央州立図書館(ZLB)に移動することが決まった。同社が所有する歴史コレク
ションには、約15,000点の書籍のほか、雑誌、レビュー誌、翻訳ファイル、
会計記録なども含まれ、1842年の創業時に出版された170年前の文書や
アインシュタインをはじめ1920年代の著名な科学者の直筆の手紙など、貴重な
書類が多数含まれている。

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【 11 】米書籍出版産業、オンデマンド出版の売上高に伸び -Bowker社報告
http://www.bowker.com/index.php/press-releases/563-bowker-reports-us-book-production-declines-3-in-2008-but-qon-demandq-publishing-more-than-doubles
米書誌情報プロバイダーBowker社が、自社で作製するBooks in Printのデータ
を基に昨年の米国書籍業界に関する様々な統計を発表した。その報告書による
と、2008年の国内出版タイトル数は前年比で3.2%減少(284,370点から
275,232点)。しかし、従来の出版事業に翳りが見える一方で、オンデマンド
出版は前年比で132%増加(123,276点から285,394点)し、2006年比では462%
という飛躍的な伸びを記録している。特に、教育とビジネス関連の書籍が拡大
しているという。



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編集後記
個人的事情で京都にきているが、昨今の豚インフル騒ぎでマスクをしている人
が大半。神戸や大阪などでは何もつけていないと白い目でみられるとか、大変
な社会的パニック状態のようです。日本のマスコミが人々の不安をさらに
煽っているのは間違いないですが、先月に滞在したニューヨーク市民の全く
緊張感のない反応とはあまりにもかけ離れていて、この違いがどこから来るの
か突き詰めてみるのも面白い文化比較になるかもしれません。

豚よりもっと恐ろしいとされる鳥インフルエンザ。今回の騒ぎを教訓に、
今から対策準備しておくことにしよう。
皆さんはもう、うがい薬とマスク、蓄えてますか。
(S.S.)
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投稿日時: 2009-04-30 18:18:15 (1853 ヒット)



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★★ サンメディア:e-Port World Flash No.24 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2009/4/30


◎コンテンツ◎
【 1 】YouTubeなどニューメディアを駆使した資料公開を開始
【 2 】Springer社が売りに?
【 3 】Springer社売却、CEOが否定
【 4 】論文著者と読者を結ぶコミュニティーブログサイト公開−PLos One社
【 5 】研究方法を議論するためのソーシャルネットワークサイト
「Methodspace.com」提供開始 - 米Sage社 
【 6 】MIT教授会、学術論文のオープンアクセス化に賛同
【 7 】発展途上国の内科医に無料アクセスを提供−米UpToDate社
【 8 】ユネスコ(UNESCO)、米国議会図書館(LC)などが世界デジタル図書館の
協同構築へ
【 9 】英電子出版産業の2009年成長率16%の見込み - 英AOP調査結果


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【 1 】YouTubeなどニューメディアを駆使した資料公開を開始
http://www.loc.gov/today/pr/2009/09-055.html
米国議会図書館(Library of Congress)が動画やオーディオ資料のポッド
キャスティングサービスをまもなく開始する。資料はYouTube
www.youtube.com)やApple iTunes(www.apple.com/itunes)などで公開され、
幅広い層が利用できるようにする。トーマス・エジソン博士のスタジオで撮影
された100年前のフィルム、奴隷生活を経験した人物による音声録音、現代
作家のインタビュー、また独立宣言の草案、暗殺された夜にリンカーンの
ポケットに残されていたものなど、LCが保有する貴重な資料が公開される。

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【 2 】Springer社が売りに?
http://www.guardian.co.uk/media/2009/mar/26/publisher-springer-put-up-for-sale
独Springer社を所有する英投資会社Candover and Cinvenが、同社を20億
ポンド(日本円で約2860億円)で売却しようとしているとの憶測が市場を
飛び交っている。売買が成立すれば、取引額としてはすべての産業を含めて
今年最大規模となるが、現在の経済危機の状況でこれだけの金額を支払える
企業は多くないとの見方が強い。C&C社は、2003年にベルテルスマンから10億
5千万ポンドで同社を買収し、その後、6億ポンドで買収していたKluwer社と
同社を合併している。

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【 3 】Springer社売却、CEOが否定
http://www.knowledgespeak.com/newsArchieveview.asp?intMonth=4&intYear=2009
(06 Apr 2009のニュース)
独Springer社最高経営責任者(CEO)のDerk Haank氏は、先日開かれたUKSG会議
で、同社を所有するCandover and Cinven社が増資に関して第三者企業と協議
に入っていることは認めたものの、同社売却に関する憶測は否定した。

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【 4 】論文著者と読者を結ぶコミュニティーブログサイト公開−PLos One社
http://everyone.plos.org/
米オープンアクセス出版社PLoS ONEが、論文著者と読者をつなげる
コミュニティーブログサイト「everyONE」 (http://everyone.plos.org)の
立ちあげを発表した。今年3月現在、同社は論文5,000件以上、著者3万人以上、
サイト月間訪問者数も16万人以上の規模に拡大し、このブログサイトは出版
著者以外でも参加することができる。

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【 5 】研究方法を議論するためのソーシャルネットワークサイト
「Methodspace.com」提供開始 - 米Sage社 
http://www.sagepub.com/repository/binaries/press/2009/methodspace.pdf
米国学術出版社SAGE社が、研究者がオンラインで研究方法について議論する場
として、ソーシャルネットワークサイトMethodspace.comを立ち上げた。登録
のみで利用でき、研究の手法などについて他の研究者からのアドバイスや
サポートなどを得たり最新の情報が入手できるほか、学会やイベント情報など
も掲載されている。

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【 6 】MIT教授会、学術論文のオープンアクセス化に賛同
http://web.mit.edu/newsoffice/2009/open-access-0320.html
マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授会は、市民が無料で同大学の研究成果
を利用できるようにするべきとして、学術論文のオープンアクセス化を全員
一致で支持した。今後、MIT所属の研究者による学術論文は図書館と
ヒューレットパッカード社によって共同開発されたリポジトリシステムDSpace
上で公開され、Googleなどの検索エンジンでも検索できるようになる。
オープンアクセスについてはすでにハーバード大やスタンフォード大等に
おいて学部レベルで義務化しているところはあるが、教授陣の投票により
全学的ポリシーを定めた動きとしては今回のMITの決定が北米初とされる。

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【 7 】発展途上国の内科医に無料アクセスを提供−米UpToDate社
http://www.wolters-kluwer.com/WK/Press/Latest+News/2009/Apr/pr07apr09.htm
米Wolters Kluwer Health社の一部門であるUpToDate社は、低・中所得の国々
(LMICs)に対し同社が提供する臨床的情報サイトUpToDateを無償で提供する
と発表した。医療情報が不足し、疾患率や死亡率の高い地域に必要な臨床情報
を提供することが目的。まずはアフリカの3カ所で無料トレーニングを含めた
2年間のパイロットプログラムを実行した後、プログラムの影響や現場の
フィードバックを踏まえた上でさらに範囲を拡大する予定という。

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【 8 】ユネスコ(UNESCO)、米国議会図書館(LC)などが世界デジタル図書館の
協同構築へ
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=28484&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html
国連科学教育機関(UNESCO)と米国議会図書館(LC)など32の提携機関が協力して
構築した世界デジタル図書館(WDL, World Digital Library)が、ユネスコ本部
で4月21日から稼動する。世界各国の国立図書館や文化・教育機関から収集
された原稿、地図、貴重本、動画、版画、写真などのデジタル資料が提供され、
無料で一般公開される。アラビア語、中国語、英語、仏語、ポルトガル語、
露語、スペイン語で機能するが、掲載されるコンテンツはそれ以外の言語圏の
資料も多数含まれる。

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【 9 】英電子出版産業の2009年成長率16%の見込み - 英AOP調査結果
http://www.ukaop.org.uk/cgi-bin/go.pl/news/article.html?uid=2366
英オンライン出版社協会(The Association of Online Publishers, AOP) が
例年行っているAOP調査結果を発表した。その結果によると、英国の
オンライン出版社は、今年16%の収益増加が見込んでいる。オンライン広告、
購読料、有料コンテンツ、e-commerce、スポンサー料、商業コンテンツなど。
経済的に不透明な状況にも関わらず、多くの企業が業界の長期的な将来に
ついて現実的な視野を持ちながら、63%が今年も電子サービスに増資を行うと
回答。投資を減らすと回答したのは7%のみに留まった。



┏〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜┓
編集後記
先週末、国連が定めた「地球の日」(アース・デー、Earth Day)記念イベント
が代々木公園で盛大に開催され、足を運んでみた。今や『エコ』グッズは巷に
溢れ、『エコ』生活実践は一種のトレンドにもなっている。市民一人ひとりが
意識して自らの生活習慣を見直し、努力することは素晴らしいけれど、こうし
た草の根の取組みは全体から見れば極々僅かな影響しか持ち得ない。
(ちなみに、先日訪れたお台場の某企業のショールームでも「エコな」
エアコンなるものが展示されていたが、本来のエコ生活であればエアコンなど
いらんだろう、と矛盾を感じるのは私だけか?)

話がそれるが、年末にコペンハーゲンで開かれるCOP15において、環境先進国
のデンマーク政府は会議開催による環境への影響を配慮し、同様の国際会議
などで通常参加者などに配られる記念品を廃止し、7,000万円程度に及ぶ予算
を気候変動研究に関する奨学金(修士2年間)に充てることを発表した。
羨ましい限り。

デンマーク政府プレスリリース
http://www.ambbratislava.um.dk/en/menu/ConsularServices/Residence+permits+for+students/COP15ClimateScholarship/
奨学金に関するサイト
http://www.studyindenmark.dk/climate
(S.S.)
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投稿日時: 2009-03-23 19:23:56 (1941 ヒット)



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★★ サンメディア:e-Port World Flash No.23 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2009/3/23


◎コンテンツ◎
【 1 】Elsevierが論文著者向け新サービス『CiteAlert』を開始
【 2 】医療系ウィキ「Medpedia Project」ベータ版が一般公開
【 3 】第一回国際オープンアクセス週間(2009年10月19日〜23日)が決定
【 4 】先進国におけるオープンアクセス出版の効果は限定的
【 5 】経済危機が出版と図書館の購読に及ぼす影響に関しARLが声明を発表
【 6 】国際科学技術会議(ICSTI)がオタワ市で開催予定
【 7 】欧州図書館がサイト更新
【 8 】欧州のSTM出版業界の成長率は頭打ち?
【 9 】北米研究図書館協会(ARL)がResearch Library Issuesを刊行
(電子版のみ、隔月発行)
【 10 】北米の主要協会が、研究成果のさらなる配信を求める共同声明を発表
【 11 】医学雑誌は製薬企業の委託を受けたインフルエンザワクチン研究
に偏りあり?


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【 1 】出版社がJISCのオープンアクセス報告書を非難
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2238083/publishers-denounce-jisc-ope
「オープンアクセス(OA)出版により高等教育セクターで数百万ポンド規模の
節約効果が見込める」と英国JISC (Joint Information Systems Committee)が
先月発表した報告書に対し、出版社側が「著者の試算に基づいた憶測」と
激しく非難している。この調査は、Johm Hougton (豪ヴィクトリア大)と
Charles Oppenheim(英ラフバラ大学)両教授によって率いられたもので、
3つのモデル(読者負担型、OA著者負担型、OAセルフアーカイビング型)を
基準に実施されたもので、JISC側は「元々、論議を刺激することが目的でも
あり、近く出版社側と話し合いたい」としている。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 2 】医療系ウィキ「Medpedia Project」ベータ版が一般公開
http://www.medpedia.com/press
医療コミュニティ向けオンライン百科事典「Medpedia Project」のベータ版が
一般公開された(www.medpedia.com)。昨年半ばにプロジェクト立ち上げが
発表されて以来、ハーバード大学、スタンフォード大学など著名大学の医学部
をはじめとする110以上の医療機関がサイト構築に貢献し、既に7,000件以上に
及ぶ項目がナレッジベースに登録されている。Medpediaは、ナレッジベース
のみならず、医学専門家・医療機関のディレクトリや医療従事者と一般市民が
テーマごとに症状や治療法、ライフスタイル選択等について情報共有できる
コミュニティサイトも用意されている。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 3 】第一回国際オープンアクセス週間(2009年10月19日〜23日)が決定
http://www.arl.org/sparc/media/09-0305.shtml
Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition (SPARC)、
Public Library of Science (PLoS)、Students for Free Cultureは、2009年
10月19日〜23日を第一回国際オープンアクセス週間とすると合同発表した。
これは、昨年に27カ国、120以上のキャンパスにおいて成功を収めたオープン
アクセスデーを踏襲するもので、研究コミュニティや一般社会にオープン
アクセスについての理解を深めてもらうための様々なプログラムやツールが
用意される予定という。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 4 】先進国におけるオープンアクセス出版の効果は限定的
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/323/5917/1025
Science社調査報告
科学出版社Scienceが、オープンアクセス(OA)誌やその他の無料ジャーナル
への投稿が必ずしも論文の露出度や引用度に貢献するわけではないかも
しれないとする記事を出版している。シカゴ大学社会学助教授James A. Evans
博士と同大神経生物学専攻のJacob Reimer氏が何百万件の電子論文を分析した
調査によると、論文が冊子出版の一年後にオンライン化された場合の利用率の
上昇は、平均してオープンソース形式で8%、商業形式で12%とそれほど大差
が出なかったという。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 5 】経済危機が出版と図書館の購読に及ぼす影響に関しARLが声明を発表
http://www.arl.org/bm~doc/economic-statement-2009.pdf
米 Association of Research Libraries (ARL)は、現在の世界的経済危機が
出版と図書館の購読に及ぼす影響に関する声明を発表した。学協会や学術出版
業者に向けられた声明は、先日国際図書館コンソーシアム連合(ICOLC)に
よる声明の要点のいくつかをさらに強調した上で、ARL加盟図書館の立場に
立った見解を示し、提言を行っている。声明の全文は、ARLサイトから
アクセスできる。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 6 】国際科学技術会議(ICSTI)がオタワ市で開催予定
http://www.icsti2009.org
国際科学技術情報会議 (ICSTI) は、「科学情報管理のための国際会議」と
年次総会をカナダ国立公文書館(オタワ市)で6月9日〜11日の期間、開催する
と発表した。NRC-CISTI主催で毎年開催されるこの国際会議は、科学的データ
や情報管理をめぐる研究や技術開発を牽引するものとして常に注目を集めて
いる。今年は、「データのライフサイクル」をテーマにプログラムが組まれる。
会議についての詳細情報は、ICSTIサイト上で閲覧できる。

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【 7 】欧州図書館がサイト更新
http://www.theeuropeanlibrary.org/portal/organisation/press/documents/press_TheEuropeanLibrary_visual_multilingual.pdf
欧州図書館(The European Library)が、新たなサイト
www.theeuropeanlibrary.org)のリリースを発表した。欧州38カ国、
47の国立図書館の目録の横断検索を可能にした本サイトは、今回の
リニューアルで利用者から特に要望の多かった多言語検索に対応したほか、
ナポレオン戦争に関する貴重な電子資料などを掲載したデジタル展示室
(www.theeuropeanlibrary.org/exhibition)やWeb 2.0 ツールも兼ね備えて
いる。

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【 8 】欧州のSTM出版業界の成長率は頭打ち?
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2238077/stm-growth-takes-hit
IRN Research報告書
IRN Research社が発表した報告書によると、欧州のSTM出版市場の昨年の
前年比成長率は4.5%増を記録した。この数値は、同社が2001年に調査を開始
して以来成長率としては最も低い伸び率となり、昨年は2桁台を達成した主な
STM出版企業も、2009年は若干伸び率が減少するものと見られる。しかし、
元々STM市場は他の情報市場と比較して広告収入への依存度が低いことや、
今後も主要企業がサービスやコンテンツの統合や集中、企業の合併・吸収、
また電子書籍の拡大などを通じて継続的収入モデルを維持することで、市場が
回復基調に戻るのも早いと報告書は予測している。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 9 】北米研究図書館協会(ARL)がResearch Library Issuesを刊行
(電子版のみ、隔月発行)
http://www.arl.org/news/pr/rli-5mar09.shtml
北米研究図書館協会(ARL)が、『Research Library Issues』を刊行した。
これまで発行してきた『ARL: A Bimonthly Report on Research Library
Issues』を改題したもので、これからは電子版のみの発行(隔月)となるが、
さらに幅広い読者層が見込めると共に口頭発表などの音声抜粋を取り込むこと
ができるなど、電子メディアならではの特徴があるとしている。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 10 】北米の主要協会が、研究成果のさらなる配信を求める共同声明を発表
http://www.arl.org/bm~doc/disseminating-research-feb09.pdf
米国研究図書館協会(ARL)、北米大学協会(AAU)、ネットワーク情報連合 (CNI)、
全米州立大学・ 土地付与大学協会 (NASULGC)は、大学が学内で生み出された
学術研究成果を可能な限り幅広く社会に向けて配信していくことを求めた共同
声明「The University’s Role in the Dissemination of Research and
Scholarship」を発表した。これは、先の4団体が主催した座談会(学長、
学部長、情報責任者、図書館長、広報部長などが出席)で議論された成果を
まとめたもので、社会における大学の果たすべき役割や取るべき行動指針など
が提言されている。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 11 】医学雑誌は製薬企業の委託を受けたインフルエンザワクチン研究
に偏りあり?
http://www.bmj.com/cgi/content/full/338/feb12_2/b354?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&fulltext=influenza+vaccine&searchid=1&FIRSTINDEX=0&fdate=10/1/1840&tdate=3/31/2009&resourcetype=HWCIT
BMJ報告書
British Medical Journal (BMJ)が、インフルエンザワクチン研究に関する
レビュー記事を掲載し、「企業の支援を受けたワクチン研究は、研究の質が
低くとも医学雑誌に好意的に取り上げられるケースが多い」と指摘している。
Tom Jefferson博士(伊)らがワクチン研究に関する274点の論文の質を
方法論的な面において調査したところ、研究の質、一流ジャーナルでの出版、
またそれに続く非引用数には相互関連性が見当たらず、それらの尤も重要かつ
唯一の決定要因は製薬業界からの助成金の有無のみであったという(また、
報告書は調査対象となった研究の大部分は質が低く、中でもワクチンに好意的
な結論を出しているものについては方法論的にかなり低質としている)。製薬
企業は、自社製品の後ろ盾として研究論文のリプリント(多言語への翻訳など
を含む)を発注したり雑誌の広告スペースを購入することが多く、一流雑誌に
論文を掲載できるかどうかはスポンサーの財政規模に因るところが大きいと、
調査は結論付けている。 このレビュー記事についての詳細は、
http://www.BMJ.com または
http://www.NVIC.org で閲覧できる。



┏〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜┓
編集後記
最近、自宅にいると専ら'Facebooking'(Facebook:米国を中心に世界中で
爆発的勢いで広がっているSNS)している事が多く、読書の時間が確実に
減っている。世界中に散らばる友人らとチャットしたり、写真やふと
思いついたことを簡単に共有できるこのサイトは、ネット上の非現実世界に
生きるというよりも現実(に存在する友人や人付き合い)の延長上に存在する
バーチャルコミュニケーションツールとして多いにメリットを実感している。
「他者とコミュニケーションを取りたい」という人間の根本的な欲求を満たす
Facebook。PCの前に座っている時間が以前にも増して増えつつあることに多少
後ろめたさを感じながらも、多くの人が自虐的に「Facebook中毒者」と自ら
呼ぶのも分からなくはない(ちなみに、Facebookは先の米国大統領選に
おいて、草の根のオバマ支持者をまとめあげ、政治的ツールとしても多いに
威力を発揮したことが証明されている)。とはいいえ、読書や一人で思索に
耽る時間はもちろんのこと、実体験は真の教師。缶チューハイを片手に
ぶらっと裏の公園に出掛けるのが楽しみな時期になってきたことだし、さあ、
今日も本を持って町へ出よう。(S.S.)
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投稿日時: 2009-02-16 19:02:01 (1982 ヒット)



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★★ サンメディア:e-Port World Flash No.22 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2009/2/16


◎コンテンツ◎
【 1 】Elsevierが論文著者向け新サービス『CiteAlert』を開始
【 2 】JSTORとIthakaが合併
【 3 】EBSCOがSalem Press社を買収
【 4 】ケンブリッジ大学出版会が印刷事業の見直しを発表
【 5 】デジタルリポジトリサービスに於ける図書館の役割についての報告書
が公表
【 6 】STM出版市場の2008年成長率3.8%を記録
【 7 】科学者のソーシャルメディア利用状況の実態
【 8 】Nature Publishing Groupがオープンアクセス出版対象誌を拡大
【 9 】オープンアクセス出版は経済的
【 10 】BioOneが新たなプラットフォームを公開


+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 1 】Elsevierが論文著者向け新サービス『CiteAlert』を開始
http://www.elsevier.com/wps/find/authored_newsitem.cws_home/companynews05_01115
一年間の試験運用を経て、Elsevier社が論文著者向け新サービス
『CiteAlert』の運用を開始した。同社が提供するScopusに採録されている
著者が対象で、研究者は自著論文が同社ジャーナル上で新たに引用された際に
自動アラート(毎週配信)を受信できるようになる。試験運用に参加した著者
のうち半数近くが、「自著論文を引用した論文は初めて知るもので、研究
テーマも関連する」と応えており、運用開始後の反応は概ね良好という。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 2 】JSTORとIthakaが合併
http://www.ithaka.org/about-ithaka/announcements/ithaka-and-jstor-merge-uniting-efforts-to-serve-the-scholarly-community
JSTOR (www.jstor.org)とIthaka (www.ithaka.org)が合併を発表した。合併後
の組織名は『Ithaka』となる。JSTORは1995年にAndrew W. Mellon財団に
よって設立され、IthakaはJSTOR創立者であるKevin Guthrie氏により、Mellon
財団を初めとする各種団体の支援を受けて2003年に立ち上げられた。設立背景
や活動理念を共有し、AlukaのJSTORへの統合など共同プロジェクトをすでに
開始している両社の合併は、両社共に「自然な流れ」としている。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 3 】EBSCOがSalem Press社を買収
http://www2.ebsco.com/EN-US/NEWSCENTER/Pages/ViewArticle.aspx?QSID=268
EBSCO Publishing(www.ebscohost.com)が、Salem Press社
(http://salempress.com)の買収を発表した。Salem Press社は、"Magill
Choice"や"Masterplots"シリーズなど質の高い参考図書やデータベースの
出版で知られ、同社が作成するコンテンツはこれまでにもEBSCOHost上で長年
提供されてきている。今回の買収により、EBSCO社はSalem Press社が強みと
する文学、歴史、消費者の保健や健康に関する分野をさらに強化するものと
みられる。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 4 】ケンブリッジ大学出版会が印刷事業の見直しを発表
http://www.knowledgespeak.com/newsArchieveview.asp?intMonth=1&intYear=2009
(27 Jan 2009)
ケンブリッジ大学出版会(CUP)が、同社の欧州市場における印刷事業を担う
Cambridge Printing Services,Ltd (CPSL)のリストラ策を発表した。採算が
厳しいCPSLの約3分の2を削減し、英国の教育出版事業においても同様の
リストラ策が予定されている模様。今年の図書予算減少を見込んでの同様の
動きとして、オックスフォード大学出版会が全米の従業員数8.5%にあたる
60名の人員削減を発表している。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 5 】デジタルリポジトリサービスに於ける図書館の役割についての報告書
が公表
http://www.arl.org/news/pr/repositories-3feb09.shtml
米ARLタスクフォース 米研究図書館協会(ARL)の下に組織された
"デジタルリポジトリ問題に関するタスクフォース"が最終報告書
『The Research Library's Role in Digital Repository Services』を発表
した。報告書は、リポジトリに関わる技術やコンテンツではなく、むしろ
リポジトリ開発をめぐる傾向や取り組み、またARLや加盟館が率先して果たす
べき役割や活動などリポジトリをめぐる動向の全体像について述べている。
報告書は、http://www.arl.org/bm~doc/repository-services-report.pdf
から入手できる。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 6 】STM出版市場の2008年成長率3.8%を記録
http://www.knowledgespeak.com/newsArchieveview.asp?intMonth=2&intYear=2009
Simba Information社報告(02 Feb 2009)
情報・メディア産業の調査・分析を行うSimba Information社
(http://www.simbainformation.com/)が、市場レポートを発表した。報告書は、
昨年のSTM出版業界全体の成長率は3.8%(前年比-1.5%)で総額160億USドル
を記録し、特にA&I/オンラインサービスが他のコンテンツ部門と比べて著しく
成長した(+6.1%)としている。また同報告書によると、医学系出版部門は2006-
2008年で+4.1%拡大しているものの、昨年末に下落、世界的不況を受けて今後
も低成長率が続くと予測している。今回の分析は学術出版業界市場全体を対象
とした調査の一環として行われたもので、調査結果は"Global Legal &
Business Publishing2008-2009"と"Global Professional Publishing 2008-
2009"に収められており、同社ウェブサイトから購入できる。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 7 】科学者のソーシャルメディア利用状況の実態
http://www.researchandmarkets.com/reportinfo.asp?cat_id=0&report_id=682479&q=The%20Brave%20New%20World%20of%20Scientific%20Publishing&p=1
Research and Markets社報告
アイルランドの市場調査企業Research and Markets社が『The Brave New
World of Scientific Publishing』と題する報告書を発表している。元来、
学会など同類の研究者の集うコミュニティとの繋がりを求めてきた科学者が、
今ではディスカッションボードやブログ、wikis、ビデオやポッドキャスト
など様々なソーシャルメディアを活用して横との繋がりを広げようとしている。
今や情報業界の標準となった『Web2.0』と総称される現象に研究者が何を求め、
期待しているのか。報告書は、昨年5月末に1,500人以上の科学者を対象に
BioInformatics社が実施したオンラインアンケート調査に基づき、その実態を
浮き彫りにしている。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 8 】Nature Publishing Groupがオープンアクセス出版対象誌を拡大
http://www.nature.com/press_releases/greengold.html
オープンアクセス出版に関し、Nature Publishing Group
(NPG; www.nature.com)が2009年からさらに門戸を広げている。今年1月より
新たにMolecular Therapy、Cancer Gene TherapyなどNPGジャーナル11誌に
オープンアクセス出版の選択肢(Green: セルフアーカイビング、またはGold:
出版費負担)が設けられるようになった。合わせてセルフアーカイビングを
手助けするツールとしてNPGが提供しているManuscript Deposition Service
も現在では43誌にまで拡大している。(参加ジャーナルの一覧は
www.nature.com/authors/author_services/deposition.htmlで閲覧可能)

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 9 】オープンアクセス出版は経済的
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2009/01/houghton.aspx
英国JISC調査
英国のJoint Information Systems Committee (JISC)が、学術論文における
新たな出版モデルの経済・社会的意義を調査する研究プロジェクトを立ち上げ、
その結果を報告した。調査はJohm Hougton(豪ヴィクトリア大)、Charles
Oppenheim(英ラフバラ大学)両教授によって率いられ、3つのモデル(読者
負担型、OA著者負担型、OAセルフアーカイビング型)を基準に実施された。
調査結果として、オープンアクセス(OA)出版によってさらに多くの研究成果が
共有されれば、高等教育セクターだけでも何百万ポンドもの大金が節約できる
と試算している。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 10 】BioOneが新たなプラットフォームを公開
http://www.bioone.org/action/showStoryContent?doi=10.1637%2Fnews.2009.01.28.28
数々の新機能を取り揃えたBioOneプラットフォーム(www.bioone.org)が新規
公開された。今回新たに追加されたMy BioOneと呼ばれる機能では、検索式や
お気に入りジャーナルの保存、アラート、論文記事や雑誌レベルでのRSS Feed、
関連記事・著者検索、無料リンクなど、ユーザーが様々な個人設定を行える
ようになっている。



┏〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜┓
編集後記
米国の現代文学を代表する作家ジョン・アップダイク氏が死去した。代表作
として知られる『走れウサギ』を読んだのは10年以上前。お気楽身分の学生
には、中産階級の日常的悲哀を描いた作品で知られる同氏の小説を味わうには
まだ蒼かったけど、今読み直せば少しは楽しめるか・・・。そう思うと、読む
時代や心理状況に応じて同じ本を何度も味わうことのできる読書とは誠に経済
的な活動だ。出版社には嬉しくない客だけど。 ところで、J.D.サリンジャー
はまだ生きているのか。どなたかご存知であれば教えてください。(S.S.)
┗〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜┛



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投稿日時: 2009-01-19 18:23:36 (2030 ヒット)



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

★★ サンメディア:e-Port World Flash No.21 ★☆★

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2009/1/19


◎コンテンツ◎
【 1 】 情報産業は2009年も安定成長 - 米Outsell社予測
【 2 】 EContentトップ100社発表
【 3 】 Gale社がHighBeam Researchを買収
【 4 】 英国でオンライン犯罪マップが公開
【 5 】 Googleが雑誌電子化プロジェクトを始動
【 6 】 Nature社が操作可能な3次元画像を含むPDF論文を出版
【 7 】 Serials Solutionsが、Resource Managerコンソーシアム
エディションをリリース
【 8 】 Nature Educationが、生物学系の無料教育ポータルサイト
『Scitable』を公開
【 9 】 豪大学準教授が医学論文の代筆容疑で起訴
【 10 】 BooksOnBoardの電子ブック3万点がiPhoneで利用可能に
【 11 】 英ポンド安、ジャーナル購読を直撃
【 12 】 Google社、検索に要するエネルギー量を指摘する論文に反論


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【 1 】 情報産業は2009年も安定成長 - 米Outsell社予測
http://www.outsellinc.com/store/products/794?refid=home
メディア業界に特化した調査会社米Outsell社が、『Information Industry
Outlook 2009: No Guts No Glory』と題するレポートを発表した。金融危機の
煽りを受けて経済が世界的不況に陥る中、情報産業は引き続き年率約3%
(2008年4,000億米ドルから2009年4,120億米ドル程度)で拡大するとの見通し
を立てている。また、今後注目すべき企業トップ30社の中にApple、Elsevier、
ビジネス界におけるソーシャル・ネットワーク・サービスを提供する
LinkedIn社を挙げている。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 2 】 EContentトップ100社発表
http://www.econtentmag.com/
ProQuest、OCLC、EBSCOなど図書館産業に関わる多くの企業が、Econtent
マガジンが毎年発表している「Annual EContent 100 List of "Companies
that Matter Most in the Digital Content Industry"」に選ばれている。
選考はコンテンツや経営面だけでなく、分類方法、コンテンツ配信など多くの
基準に基づいて行われるもので、EBSCOは8年連続で、ProQuest、OCLC各社も
毎年名を連ねている。全リストは、EContentマガジン2008年12月号上に掲載
されているほか、www.econtentmag.comからもアクセスできる。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 3 】 Gale社がHighBeam Researchを買収
http://pressroom.gale.com/2008/12/gale-acquires-h.html
米Cengage LearningのE-research/Education出版事業部Gale社が、HighBeam
Research Libraryやオンラインリファレンスサイト『Encyclopedia.com』の
製造元であるHighBean Researchを買収した。(買収価格は非公表)。同社が
提供するHighBeam Research Libraryは、新聞アーカイブ、ジャーナル記事、
雑誌、その他参考資料など幅広いニーズに応じた情報を提供し、権威ある
CODiE賞(『Best Online Reference Service』部門)をはじめ数々の受賞する
など優れた情報サイトとして定評がある。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 4 】 英国でオンライン犯罪マップが公開
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2233686/online-crime-maps-live
ロンドンでの成功事例に引き続き、イングランド地方とウェールズ地方でも
オンライン犯罪マップが一般公開された。強盗、窃盗、暴力、車両犯罪、
反社会的行為などの詳しい情報が提供され、利用者は自分の住む地域における
犯罪傾向が掴めるようになる。「住民が地元で起こっている犯罪情報を知る
ことで互いに協力し合い、それが警備強化や防犯につながる。」と内務大臣
Cernon Coaker氏はマップを公開する意義を話す。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 5 】 Googleが雑誌電子化プロジェクトを始動
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2232504/google-kicks-magazine-project
Google社が、雑誌の電子化事業に着手した。プロジェクトに協力する出版社が
刊行する雑誌を電子化、雑誌記事は書籍と同様のフォーマットで索引付され、
Book Search service上の書籍情報と並んで表示されるようになる。将来的に
はGoogle.comの検索画面にも雑誌記事を含めるようにしたい、と同社
エンジニアのDave Foulser氏は語る。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 6 】 Nature社が操作可能な3次元画像を含むPDF論文を出版
http://www.nature.com/press_releases/nature3d.pdf
Nature Publishing Group社が、3次元画像を含むPDF形式の論文を『Nature』
www.nature.com)で出版した。3D/CAD形式のファイルをPDFに変換するAdobe
Acrobat Professionalを最大限に活用したもので、ユーザーは分子構造の
3次元モデルを自由自在に回転させたり、部分的に分離、非表示にするなど
自由に操作することができる。3次元PDFの利用には、Adobe Reader 9.0以上の
インストールが必要。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 7 】 Serials Solutionsが、Resource Managerコンソーシアム
エディションをリリース
http://www.serialssolutions.com/ss_360_resource_manager_consortium_edition.html
ProQuest傘下のSerials Solutions社 (www.serialssolutions.com)は、
コンソーシアム向けに360 Resource Manager Consortium Editionをリリース
した。コンソーシアム管理者は、電子リソースのメタデータや書籍・雑誌の
収集情報等を一元管理できることで、加盟館への情報配信業務を簡素化する
ことができる。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 8 】 Nature Educationが、生物学系の無料教育ポータルサイト
『Scitable』を公開
http://www.nature.com/scitable/whatisscitable
Nature Publishing Group(NPG) 傘下のNature Educationが、遺伝学を学ぶ
学部生と教育者向けの無料学習サイト『Scitable』
(www.nature.com/scitable)を公開した。Nature Educationは、科学を専攻
する学部生やその教育に関わる教育者向けの革新的な教育サイトや学習ツール
を開発するために2007年1月に立ち上げられた事業部で、Scitableには
遺伝学の主要概念の解説(NPGスタッフにより編集)が掲載されているほか、
サイト上でグループを結成したりチャット機能などを使って、クラスメート
だけでなく他大学の学生や研究者、専門家などと相互やり取りができる。今後
は他の領域にも拡大する予定という。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 9 】 豪大学準教授が医学論文の代筆容疑で起訴
http://www.knowledgespeak.com/newsArchieveview.asp?intMonth=12&intYear=2008
(29 Dec 2008 の記事)
豪ニューサウスウェルズ大学の準教授で、シドニー更年期センターの
ディレクターを務めるJohn Eden博士が、大手製薬企業から謝礼を受け取った
上で同社に有利な論文を代筆したとする嫌疑がかけられ、現在米上院で調査が
進められている。問題となっている論文は、Elsevier社が刊行するJournal of
Obsterics & Gynecologyの2003年5月号に掲載されたプロゲスティンと乳癌の
関係について述べた論文で、嫌疑内容は医療系コミュニケーション会社が代筆
したものに同博士が執筆者として名前の利用を許可したとするもの。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 10 】 BooksOnBoardの電子ブック3万点がiPhoneで利用可能に
http://www.booksonboard.com/index.php?F=iPhone_ebooks
米オンライン書店BooksOnBoard社は、iPhone向けの電子ブックを3万点以上
リリースしたと発表した。iPhoneユーザーは、ローカルワイヤレス
ネットワークを使ってApple iPhoneまたはiTouchに直接電子ブックをダウン
ロードすることができる。同社は、オーディオ書籍も5000点ほど提供しており、
ユーザーはiTuneにダウンロードしてiPhone、iTouch、iPodなどと同期化
できるようになっている。ユーザー向けの使用案内書は、
http://www.booksonboard.com/index.php?F=iPhone_ebooksから入手できる。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 11 】 英ポンド安、ジャーナル購読を直撃
http://www.knowledgespeak.com/newsArchieveview.asp?intMonth=1&intYear=2009
金融危機が引き金となった急激なポンド安が英国内の大学の図書予算を直撃
している。ポンドは2008年7月以降、対ドル、対ユーロ比で約25%下落して
おり、外為変動によって欧州や米国から購入するジャーナル購読費が激増した
ため。通常、研究を重視する大手大学図書館などは、図書予算の四分の3近く
をジャーナル購入費に充てており、Research Libraries UK (RLUK)とResearch
Information Network (RIN)は「非常に深刻な状況」として懸念を表明。現状
が続けば多くの大学がジャーナルをキャンセルせざるを得ないとする専門家
も多い。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【 12 】 Google社、検索に要するエネルギー量を指摘する論文に反論
http://www.iwr.co.uk/information-world-review/news/2233786/google-debunks-search-energy
ハーバード大学の物理学者Alex Wissner-Gross博士は、最近発表した論文で
1回のGoogle検索で約7gの二酸化酸素が発生し、これはやかんを沸騰させる
時に生じる量の半分にあたると指摘した。「Google社は世界中で巨大なデータ
センターを運営し、莫大なエネルギーを消費している。Google検索が環境へ
何らかの影響を与えていることは間違いない。」と同博士は語る。それに対し、
検索エンジン大手Googleはブログ上で具体的な数値を挙げて反論、同社は
クリーンエネルギー対策に巨額投資(4,500万ドル)も行っているなどとして
論争が続いている。IT産業の環境への影響は、調査会社Gartnerが全世界の
エネルギー量の約2%を占めると指摘するなど、昨今多くの議論を巻き起こし
ている。



┏〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜┓
編集後記
年が明けて2週間。この間にも中東ガザでは多数の市民が犠牲となり、国内外
では不況の煽りを受けて多くの人が職や家を失っているが、世の中何が起こ
ろうとも時だけは着実に刻まれていく。経済アナリストらに言わせると景気は
今年さらに悪化ということだけれども、こういう状況を「暗い」と不平を言う
だけで終わるのか。こういう時代だからこそ、新しい事に果敢に挑戦して変化
をもたらすべく 『Yes, we can!』と立ち上がるのか。

"The only thing we have to fear is fear itself."

F・ ルーズベルトの残した格言が一層重みを持って響く。(S.S.)
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