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薬物治療と食の相互作用
要旨: 薬物と食の相互作用は,大きく分けて次の3カテゴリーに分類できる。I.薬物あるいは食の有害作用が増強する場合,II.薬物あるいは食の有効作用が減弱する場合,III.薬物と食の成分が類似していて有害作用が集積する場合である。I.のメカニズムとしては,食の成分が薬物の代謝・輸送に阻害的に働き,薬物の血中濃度が増加し有害事象が起こる場合と,逆に薬物が食の成分の代謝に影響し,食の有害事象が起こる場合が知られている。また,効果標的部位において薬物と食が相乗的,相加的に作用を増強する場合もある。II.のメカニズムとしては,食の成分が薬物の消化管吸収に阻害的に働き,薬物の血中濃度が低下する場合と,食の成分が薬物の代謝を促進して薬物の血中濃度が低下する場合などがある。また,効果標的部位において食の成分が相乗的,相加的に薬物の作用を減弱する場合もある。III.の例としては,薬物,食品や健康食品などに含まれる同一ビタミンの重複摂取が問題となる場合がある。臨床上問題となるビタミンとしては,脂溶性ビタミンのビタミンAとビタミンD である。また,薬物と同類の構造をもった食の成分の同時摂取によっても,有害事象などの問題が発生することがある。
家族性腫瘍研究の理念?日本家族性腫瘍学会の設立
要旨: 「深くて簡明,重くて軽妙,情熱的で冷静」。<理念(3 か条)>(1)世界の動向を見極めつつ歴史を通して今を見ていく,(2)俯瞰的に病気の理を理解し「理念を持って現実に向かい,現実の中に理念」を問う人材の育成,(3)複眼の思考を持ち,視野狭窄にならず,教養を深め,時代を読む「具眼の士」の種蒔き。<風貌と胆力(7 か条)>(1)自分の研究に自信があって,世の流行り廃りに一喜一憂せず,あくせくしない態度,(2)軽やかに,そしてものを楽しむ。自らの強みを基盤とする,(3)学には限りないことをよく知っていて,新しいことにも,自分の知らないことにも謙虚で,常に前に向かって努力する,(4)段階ごとに辛抱強く,丁寧に仕上げていく,最後に立派に完成する,(5)事に当たっては,考え抜いて日本の持つパワーを充分に発揮して大きな仕事をする,(6)自分のオリジナルで流行を作れ!,(7)昔の命題は,今日の命題であり,将来のそれでもある。
家族性腫瘍研究?最近の話題から 2)家族性大腸癌タイプX
要旨: 現在まで,いくつかの遺伝性大腸癌症候群が知られているが,その大部分においては原因遺伝子の同定,発癌機構の解明がなされてきた。それらのなかで,二つの代表的な疾患が,家族性大腸腺腫症(FAP)とLynch 症候群〔遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)〕である。Lynch 症候群は生殖細胞系列でのミスマッチ修復遺伝子の異常に起因すると考えられているが,大腸癌だけではなく,子宮内膜,胃,小腸,尿路系,卵巣などいろいろな臓器の癌が若年で発症するという特徴を有し,大腸癌全体の1〜5%を占めるが,癌の分野では非常に重要な疾患概念であると考えられる。このLynch 症候群に関連して,別の新しい疾患概念,すなわちFAP ではないがミスマッチ修復系の異常をもたない遺伝性大腸癌として,“家族性大腸癌タイプX(FCCTX)”が提唱されてきた。本稿では,このFCCTXについて最近の知見を簡潔に紹介することとする。
家族性腫瘍研究?最近の話題から 1)遺伝性褐色細胞腫
要旨: 褐色細胞腫は,以前は悪性例,両側例,副腎外発生例,遺伝性発症例がそれぞれ全体の10%を占めると考えられ,“10% disease”とも呼ばれていた。しかしながら21世紀に入って,単一遺伝子変異による遺伝性褐色細胞腫が全体の約25%を占めることが判明し,この考え方はもはや成り立たなくなった。多くの原因遺伝子の同定により今後褐色細胞腫の発症機序の解明や原因に基づいた治療法の開発が期待される。
家族性腫瘍における遺伝カウンセリングの必要性
要旨: 家族性腫瘍診療の特徴は患者と血縁者,さらに医療スタッフが「癌」と「遺伝」というそれぞれ非常に深刻で大きな課題にかかわることが余儀なくされる。罹患者家系の構成員は罹患者もその家族も肉体的および精神的に厳しい苦痛にさいなまれる場合が多い。しかし,悪性腫瘍の多くは早期診断,早期治療を実践することで,生命予後を改善し得る可能性がある。ゲノム情報を臨床情報と統合し,その情報を遺伝専門スタッフが担当する遺伝カウンセリングをとおして有効な情報開示を行い,罹患家系と一緒に最善の解決策を検討する新しい遺伝子診療システムが確立されることが期待される。
家族性腫瘍?遺伝子診断の実施の方法と問題点
要旨: 遺伝性腫瘍の原因遺伝子の多くは1980年代後半から1990年代の前半にかけて報告され,アメリカでは1990 年代の後半から実際の診療に応用されている。日本では保険で承認されている遺伝子検査はほとんどなく,研究として行われるか,あるいは一部の遺伝性腫瘍では自費診療として行われているのが現状である。日本における遺伝性腫瘍に対する予防医学的アプローチの現状について解説する。
バフェチニブ
要旨: 慢性骨髄性白血病(CML)の治療は,ABL チロシンキナーゼ阻害剤(TKI),メシル酸イマチニブの出現で激的な変化を遂げた。しかしながら,特に移行期や急性転化期など病勢が進んだ状態ではイマチニブに対する初期耐性あるいは獲得耐性がしばしば経験される。イマチニブ耐性を克服するため,3種類(ダサチニブ,ニロチニブおよびボスチニブ)の第二世代ABL TKIsが開発された。われわれも,日本新薬株式会社と共同で新規ABL/LYN 同時阻害剤,バフェチニブを開発した。バフェチニブは,ABL とLYN に対する高い特異性を保ちながら,BCR-ABLの自己リン酸化をイマチニブの25〜55倍強力に阻害した。バフェチニブは,in vivoにおいても野生型のみならずT315I を除くイマチニブ耐性に関与する変異ABL に有効であり,さらに中枢神経白血病にも効果を示した。バフェチニブの臨床第I相試験(P-I)はすでに終了しており,優れた忍容性を示し,また一定の臨床的効果が認められた。バフェチニブのP-I対象症例はイマチニブ耐性/不耐容後に,ダサチニブあるいはニロチニブ,また両剤が使用された難治症例ばかりであった。このような難治症例に対しても一定の効果を示したことから,バフェチニブはCML の治療薬として大いに期待される。
Mammalian target of rapamycin(mTOR)阻害薬
要旨: mammalian target of rapamycin(mTOR)は,PI3K-Aktシグナルの下流に位置するセリン・スレオニンキナーゼであり,細胞周期やアポトーシス,血管新生,代謝における調節因子としての役割を果たし,抗腫瘍薬の新たな標的として注目されている。現在,腎細胞癌を中心に膵神経内分泌腫瘍,乳癌,胃癌,肝細胞癌,結節性硬化症に伴う星状細胞腫に対する抗腫瘍薬としての活性rapamycin アナログであるmTOR 阻害薬が開発されている。しかし,患者選択,他剤との併用や切り替え療法,有効なバイオマーカーは今現在も確立していない。
De novo B 型肝炎を契機に免疫性血小板減少を伴った自家末梢血幹細胞移植後濾胞性リンパ腫の1 例
要旨: 患者は濾胞性リンパ腫の52 歳,男性で,rituximab 併用CHOP 療法5 コース後に自家末梢血幹細胞移植を施行した。B 型肝炎ウイルス(HBV)キャリアでlamivudineの予防投与を行った。lamivudine中止2か月後にde novo B 型肝炎を発症し,さらに免疫性血小板減少性紫斑病を合併した。免疫グロブリン静注療法とentecavirにより,血小板減少は改善しHBV再活性化は制御可能であった。

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