図書館の価値を、利用者の“いま”に届ける
― AI時代の学術支援「Nexus Extend」―
近年、学生や研究者はChatGPTなどのAIツールやWeb検索を起点に驚異的なスピードで学修・研究を進めています。
図書館はこうしたデジタル環境と積極的に連携し、長年にわたって培ってきた知見やサービスを利用者へ確実に提供することが期待されています。
Nexus Extendとは…
Nexus Extendは、図書館のコンテンツとサービスをAIツールやweb検索、キャンパスシステム等に組み込む学術支援システムです。
ブラウザ拡張機能として提供され、ユーザーがAIチャットツール内で学術的なトピック、引用文献、または文書を操作する際に、学術的な文脈をリアルタイムで識別し、信頼できるリソースや関連する図書館サービスを表示します。
提供される情報
Nexus Extendは、AIチャットツールやweb検索の回答内容を解析し、学術的な参考文献や引用の手がかりを検出します。
検出された引用候補は、Central Discovery Index(*)やProQuest、Web of ScienceなどClarivateが提供する包括的で信頼性の高い情報源と照合され、妥当性や入手可能性が確認されます。さらに、必要に応じて関連するメタデータも補完されます。
これにより、ユーザーはその情報源が信頼できるかどうか、本文を入手できるか、そして学術利用に適しているかを迅速に判断できるようになります。
また、関連する図書館サービスの情報もユーザーに提供します。
*Central Discovery Index…Clarivateが提供するディスカバリーサービスSummon/PrimoのIndex。世界中の学術情報プロバイダから提供された膨大なコンテンツの情報が整理・統合されて収録されている。
Nexus Extendの出発点となるツール
Nexus Extendは、研究や学習におけるさまざまな情報探索の出発点に対応しています。
- ChatGPT、Claude、Gemini などのAIチャットツール
- Wikipediaのような一般的な情報検索の起点
- LMSや図書館ポータルなどの学内システム
- 出版社プラットフォームや各種学術Webサイト
初期リリースではブラウザ拡張機能として提供され、特に学生や研究者の利用が広がっているAIチャットツール上での活用を中心に展開されます。他の提供形態や各種システムとの連携機能も順次拡張される予定です。
