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サンメディアCCS フラッシュ (No. 023) 著作権に関するトピック 写真の肖像権、 World Health Organization (WHO) 著作物の転載

こんにちは。株式会社サンメディア CCS権利処理推進室です。

平素より著作権許諾申請代行サービスをご利用いただきまして、誠にありがとう
ございます。

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このメールは、これまでに弊社サービスをご利用またはお問い合わせいただいた
お客様宛に送信しております。今後メールが不要な方、また宛先の変更がある方
はお手数ですが変更・ 配信停止のご連絡をお願いいたします。
(詳細は文末をご覧ください)
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サンメディアCCS フラッシュ023では、以下の情報をお届けいたします。

 ● 著作権に関するトピック  写真の肖像権
 ● World Health Organization (WHO) 著作物の転載
 ● 出典・クレジットラインの表記について(3)

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【1】著作権に関するトピック  写真の肖像権
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前々回、前回と続けて、写真の被写体に関するトピックをご紹介していますが、
今回は被写体が人物の場合の問題について取り上げます。

観光地などで自分が撮影した写真に、人物が映り込んでいる時がありますね。
「自分が撮影した写真で、写真の著作権は自分にあるのだから、自分がSNSに
掲載することは問題ない」、でしょうか。

写真に人物が映っている場合、その人物の権利を考慮する必要があります。
その権利は、自分の顔または体を無断で撮影されたり、公表されたりしない
権利のことで、「肖像権」といわれています。
法律で明記されている権利ではなく、判例で認められた権利です。

肖像権には、プライバシー権とパブリシティ権があるとされています。

プライバシー権は、自分の私生活をみだりに公開されない権利です。
一方、パブリシティ権とは、有名人などが有する、その氏名、肖像から生じる
経済的価値に対する権利です。

自分が撮影した写真であっても、公開する前に、他人の肖像権を侵害する恐れ
がないか、立ち止まって考える必要があります。

また、人物が映っているフリー素材の写真を利用する際、
「モデルリリース(肖像権利用同意書)」が取得されているか
気を付けた方がいいようです。

[参考情報]
・モデルリリースについて(PIXTAガイド)
https://pixta.jp/guide/?p=2884


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【2】World Health Organization (WHO) 著作物の転載
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World Health Organization (WHO)の著作物からの転載について、
弊社から何度か許諾申請をした実績がありますが、プロモーション資材への
転載について、残念ながら、これまで許諾を得られた実績がありません。

WHOでは、WHOの名称や出版物を、特定の製品、サービス、あるいは
企業のプロモーションに関わる形で使用することを認めていません。
いかなる製品やサービス、あるいは特定企業の推奨を示唆することは
避けたいと考えられているためです。

そのため、医薬品のプロモーション資材だけでなく、疾患啓発や
医薬品適正使用のための資材も含めて商用利用とみなされ、
許諾が得られる見込みは低いと考えられます。

▼WHO著作権、ライセンス、許諾に関する規定
https://www.who.int/about/policies/publishing/copyright

なお、WHOのコンテンツを利用したい場合、リンクは可能です。
ただし、PDFへの直接リンクではなく、Webページへのリンクとしてください。

▼WHO リンクについて
https://www.who.int/about/policies/publishing/copyright/linking

WHO著作物の利用を検討される際、ご参考としてください。


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【3】出典・クレジットラインの表記について(3)
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2022年11月に開催された図書館総合展2022 オンラインショートセミナー
Value Tipsにて、出典とクレジットラインの違い、記載方法などを
ご紹介致しました。その内容を順次ご紹介していきます。

今回は「クレジットラインの記載方法」についてご説明致します。

・クレジットラインの記載方法について
出版者/著作権者から転載許諾の条件としてクレジットラインの記載を
指定された場合、記載は必須です。 文言を指定された場合は、
その文言をご記載ください。

PubMedの書誌事項をもとに、出版社指定のクレジットラインの記載例を
ご紹介致します。

<海外出版社A社指定クレジットライン>
Reprinted from Publication title, Vol /edition number, Author(s),
Title of article / title of chapter, Pages No., Copyright (Year),
with permission from A [OR APPLICABLE SOCIETY COPYRIGHT OWNER].

入力項目を日本語で表記すると、次のようになります。
Reprinted from [誌名], [巻数/版], [著者名], [論文名/章の題名], [頁数].,
Copyright ([論文発行年]), with permission from A ※学会誌の場合、学会名を記載

PubMedの書誌事項をクレジットラインに当てはめて記載すると以下のようになります。

[PubMed書誌事項]
Blood. 2019 Aug 29;134(9):761-764. doi: 10.1182/blood.2019000258.
Epub 2019 Jul 12.
Early progression after bendamustine-rituximab is associated with
high risk of transformation in advanced stage follicular lymphoma,
Ciara L Freeman, et al.

[クレジットライン]
Reprinted from Blood, 134, CL Freeman, et al., Early progression after
bendamustine-rituximab is associated with high risk of transformation
in advanced stage follicular lymphoma, 761-764.,
(c) 2019, with permission from The American Society of Hematology.
(あるいはwith permission from A on behalf of The American Society of Hematology).

 ※(c)は、○(まる)にcのコピーライトマークです。

次回は他の海外出版者のクレジットラインについてご案内致します。


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*編集後記*
先日、たくさんのチューリップを見る機会がありました。
赤、黄色、白、ピンク、紫…と様々な色の花が咲き乱れていて、中には
一見するとバラのようにも見える、八重咲のチューリップもありました。
今年の春はスギ花粉のためなかなか大変な思いをしていましたが、やはり
暖かくなり、色とりどりの花々を見ると気持ちが浮き立つのを感じました。
皆様もどんな春を楽しんでいらっしゃるでしょうか。
春は気温や環境の変化も大きいと思いますので、どうぞご自愛くださいませ。
(S.S)
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最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

●今後、サンメディアCCS フラッシュがご不要である場合は、お手数ですが、
 このメールへのご返信、または ccs@sunmedia.co.jp まで、
 変更・ 配信停止のご連絡をお願いいたします。

●本メールの著作権は、株式会社サンメディアに帰属します。

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株式会社サンメディア CCS権利処理推進室
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ccs@sunmedia.co.jp
〒164-0012 東京都中野区本町3-10-3 PORT91
Tel: 03-3374-5836 Fax: 03-5371-8453
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