こんにちは。株式会社サンメディア CCS権利処理推進室です。
平素より著作権許諾申請代行サービスをご利用いただきまして、誠にありがとう
ございます。
===================================================
このメールは、これまでに弊社サービスをご利用またはお問い合わせいただいた
お客様宛に送信しております。今後メールが不要な方、また宛先の変更がある方
はお手数ですが変更・ 配信停止のご連絡をお願いいたします。
(詳細は文末をご覧ください)
===================================================
サンメディアCCS フラッシュ026では、以下の情報をお届けいたします。
● 著作権に関するトピック AIと著作権
● 文献別刷(リプリント)手配のご案内
● 第21回学術情報ソリューションセミナーon the Webのご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】著作権に関するトピック AIと著作権
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近、画像生成AIのStable Diffusionや対話型文書生成AIのChatGPTが
話題をよんでいます。画期的なツールとして活用されている一方で、
AIが生成したコンテンツの著作権はみとめられるのか、
また他人の著作物を基にしていることで著作権の侵害にあたらないのか、
といった点で疑問の声も聞かれます。
AIと著作権についてどのように捉えるべきか、日本でもすでに議論が
行われています。これからもさらに議論されていくと思われます。
新しい現象について答えを探るためには、基本的な考え方に立ち返り、
それに則って議論する必要があります。
著作権法の基本的な姿勢は、「著作権者の権利・利益の保護と著作物の
円滑な利用のバランス」をとりつつ、文化の発展に寄与することです。
そもそも「著作物」とは何か、誰の権利が守られるべきなのか、という
原点を押さえて、考えていく必要があります。
まず「著作物」とは何かについてですが、その要件には、次の3つがあります。
(1)思想や感情であること
→論文中の数値など、単なるデータは含まれません。
(2)「表現」されていること
→他人が知ることができるように外部に表現されている必要があるため、
アイデアは含まれません。
(3)「創作性」が表れていること
→他人の作品の模倣は含まれません。
これらの要件を満たすものを「著作物」といいます。AI生成物の著作物性を
考える場合、「著作物」の定義を理解しておく必要があります。
文化庁・内閣府が公開している資料「AIと著作権の関係等について」では、
「開発・学習段階」と「生成・利用段階」とに分けて説明されています。
次回は、この説明に沿って、AIと著作権に関する疑問について順次考えていきます。
▼「AIと著作権の関係等について」(文化庁・内閣府)
https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_team/3kai/shiryo.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】文献別刷(リプリント)手配のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
製品のエビデンス提供などのため、文献別刷(リプリント)が必要なことが
ありませんか?
弊社では、メーカー様向けに文献別刷(リプリント)の手配も承っております。
紙媒体の他、電子媒体もお取り扱いしています。
こんな時は文献別刷(リプリント)のご利用をお勧めします。
・製品に関連する文献をまとまった部数入手したい(発注可能最小部数がございます)
・英語文献を日本語で配布したい
・医療従事者用のサイトに文献を掲載したい
●オリジナル言語の別刷の他に、日本語翻訳版や日英合本版の作成も承っております。
●納品時のレギュレーションに対応
梱包単位の指定、ラベル貼付け、複数箇所への納品など、さまざまな
レギュレーションに対応いたします。
●電子版リプリントも対応
昨今はインターネットを通じた情報提供が増えてきています。
その場合の文献提供手段として、電子媒体でのリプリント(e-リプリント)も
承っております。
ご検討されている文献がございましたら、以下のフォームまたはメールで
お気軽にお問い合わせください。
別刷(リプリント)購入代行 見積依頼フォーム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】第21回学術情報ソリューションセミナーon the Webのご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎年大好評の学術情報ソリューションセミナーを今年もオンラインで開催します。
【 開催日 】
1日目:2023年7月12日(水) 13:30~16:50
2日目:2023年7月13日(木) 13:30~16:50
3日目:2023年7月14日(金) 13:30~16:45
【 トピック 】
セミナー2日目 7月13日に、弁護士の小林 利明様に著作権について
ご講演いただきます!
また、転載許諾取得サービスについてのご紹介もいたします。
●講演
「企業内における他人の著作物利用上の注意点―職務著作、複製、引用、翻訳、翻案などー」
高樹町法律事務所 弁護士(日本・ニューヨーク州)
小林 利明様
【日時】2023年7月13日(木)13:45~14:45
●Sunmedia Update
「著作権許諾取得サービスのご案内(仮題)」
株式会社サンメディア CCS権利処理推進室
堀 恭子
【日時】2023年7月13日(木)14:45~14:55
その他にも、今年も3日間にわたり、最新の学術情報に関する講演や事例報告を多数
お届けいたします。詳しくは、特設ページをご覧ください。
【特設ページ / 参加お申し込み】
———————————————★
*編集後記*
梅雨入りしてしばらく経ちましたが、今年の梅雨は雨の日が多いです。
時期に関係なく、木曜日は天気が崩れることが多いと感じるのは気のせいでしょうか。
英語で木曜日はThursdayですが、thunderが由来になっているという説を
耳にしました。曜日の由来は諸説あるようですが、雷が由来のひとつなら
天気が崩れるのも仕方ないかと少し諦めがつきます。
梅雨空の紫陽花をたのしみつつ、梅雨明けも待ち遠しい今日この頃です。
(K.K.)
———————————————
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
●今後、サンメディアCCS フラッシュがご不要である場合は、お手数ですが、
このメールへのご返信、または ccs@sunmedia.co.jp まで、
変更・ 配信停止のご連絡をお願いいたします。
●本メールの著作権は、株式会社サンメディアに帰属します。
…サンメディアCCS フラッシュ バックナンバーはこちら…
https://www.sunmedia.co.jp/ccs-flash-backnumber/
※メールマガジンを登録されている方限定のページです。
他の方への転送・共有はお控えください。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
株式会社サンメディア CCS権利処理推進室
http://www.sunmedia.co.jp/
ccs@sunmedia.co.jp
〒164-0012 東京都中野区本町3-10-3 PORT91
Tel: 03-3374-5836 Fax: 03-5371-8453
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++