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サンメディアCCS フラッシュ (No. 035) 著作権に関するトピック AIと著作権 、文献提供サービスのご紹介

こんにちは。株式会社サンメディア CCS権利処理推進室です。

平素より著作権許諾申請代行サービスをご利用いただきまして、誠にありがとう
ございます。

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このメールは、これまでに弊社サービスをご利用またはお問い合わせいただいた
お客様宛に送信しております。今後メールが不要な方、また宛先の変更がある方
はお手数ですが変更・ 配信停止のご連絡をお願いいたします。
(詳細は文末をご覧ください)
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サンメディアCCS フラッシュ035では、以下の情報をお届けいたします。

 ● 著作権に関するトピック AIと著作権
 ● 文献提供サービスのご紹介
 ● CCS権利処理推進室のサービス 

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【1】著作権に関するトピック AIと著作権
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2023年6月から文化庁においてAIと著作権に関する審議が行なわれています。
その過程で、様々な議論・懸念点について論点が整理され、「AIと著作権に関する
考え方について(素案)」として公開され、先月 パブリックコメント(パブコメ)
が募集されました。

パブコメでは、個人、法人・団体から 24,938件(うち73法人・団体)の意見が
寄せられました。寄せられた意見とその意見に対する文化庁の見解が公開されています。

「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関するパブリックコメントの結果について
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoseido/r05_07/pdf/94011401_01.pdf

「AIと著作権に関する考え方について(素案)」は、現行法においてAIと著作権に
ついてどのように法的解釈をするか明確に示すことが主旨でしたが、
今回パブコメで寄せられた意見の多くは、法的解釈にとどまらず、現状の生成AIに
関わるクリエイター等の権利者やAI利用者等、当事者の生の声が反映されたもので、
このような声の存在を十分に踏まえることが重要だとの見解も示されています。

AIの開発や利用によって生じた具体的な著作権侵害の事例、侵害が疑われる事案を
集積していくことが重要とされています。

そのような中、文化庁は、「文化芸術活動に関する法律相談窓口」のウェブサイトの
相談内容の選択肢として「AIと著作権について」の項目を追加し、生成AIの開発や
利用に伴う著作権侵害事例の収集に乗り出したことを、読売新聞が報じています。

今後、事例にもとづいて、関係者が納得の行く枠組みが醸成されることが望まれます。

■参考資料
・AIと著作権に関する考え方について(素案)令和6年2月29日時点版(溶け込み)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoseido/r05_07/pdf/94011401_02.pdf

・令和5年度法制度小委員会の審議の経過等について(案)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoseido/r05_07/pdf/94011401_04.pdf

・生成AIによる著作権侵害の実例、文化庁が収集開始…クリエイターらの不安解消狙う(読売新聞 2024年3月13日)
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%94%9F%E6%88%90%EF%BD%81%EF%BD%89%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E4%BE%B5%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%AE%9F%E4%BE%8B-%E6%96%87%E5%8C%96%E5%BA%81%E3%81%8C%E5%8F%8E%E9%9B%86%E9%96%8B%E5%A7%8B-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%89%E3%81%AE%E4%B8%8D%E5%AE%89%E8%A7%A3%E6%B6%88%E7%8B%99%E3%81%86/ar-BB1jMpSf

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【2】文献提供サービスのご紹介
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文献の入手に関するこうしたお困りごとはないでしょうか?

・すぐに文献がほしい
・参考文献に挙がっている文献を探しているが、なかなか見つからない
・図書館受入印や奥付の複製が必要

サンメディアの文献提供サービス(ドキュメントデリバリーサービス)は
医学薬学、理工学系を中心に、世界中に流通している学術文献、会議録、
学会抄録、各種ガイドライン、各種規格、技術レポート、学位論文の調査から
手配・入手までをフルサービスで提供致します。

入手した文献情報は、電子配信(Article Direct)、FAX、宅配から
ご要望に応じた最適な方法を選択できます。

【Article Direct】
Article Directは、文献にアクセスできるURLをメールでお届けするサービスです。
国内海外の出版社や著作権者から許諾を得てご提供致します。

◎ご依頼後、最短2時間からお届けいたします。
◎1論文単位で依頼できるため、購読していない資料の入手方法としてご利用いただけます。
◎文献アクセスURLの転送、または印刷した文献を1部まで第三者に提供が可能です。
◎DRM※により、誤って再複製してしまうことなく、安心して電子配信の文献をご利用になれます。

なお、お客様と著作権管理団体とのご契約に応じて、DRMを解除してご提供が可能です。

※DRM:Digital Rights Managementの略で、コンテンツの利用や複製を制限する仕組みの総称です。

【電子配信では入手できない資料の対応も万全です】
雑誌や単行本以外にも、会議録、学会抄録、規格、ガイドライン、年代の古い資料等、
限られた図書館に所蔵されている専門的な資料の手配や、
当局の提出に必要な文献の表紙、目次、奥付、図書館受入印の手配を承っております。

<文献のご依頼>
ご依頼は文献依頼プラットフォームARROW の新規登録からして頂けます。
ARROWのご登録は無料です。
文献依頼フォームでは、料金やオープンアクセス誌の有無を確認できますので
IDをお持ちでない方は、ぜひご登録頂きご活用ください。

この他に、文献入手に関するお問い合わせは以下までお気軽にご相談下さい。

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お問合せ先
Article Solutions カスタマーサービスセンター
お問い合わせフォーム https://sunmedia-arrow.jp/contact
電話番号:03-5371-8541(受付時間:平日8:30-17:00)
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【3】CCS権利処理推進室のサービス 
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弊社では、文献や書籍などから図表や本文などを転載する際の許諾申請を主に
ご依頼いただいていますが、それ以外のご依頼も承っております。
いままで次のような実績があります。

・スコア・スケール・質問票
・製剤写真
・政府報告書
・投稿論文
・書籍出版
・業績集(非商用)
・疾患啓発絵本日本語版

著作権対応や学術情報のご利用などで、こういうことは出来ないだろうかと
いうことがありましたら、お気軽にお尋ねください。

お問合せ先
 メールアドレス ccs@sunmedia.co.jp
 電話番号 03-3374-5836(平日 8:30-17:00)

*著作権および別刷に関するお問合せフォームはこちら
https://www.sunmedia.co.jp/ccs-contact/

*「転載許諾申請 見積依頼フォーム」からご依頼いただけます。
https://www.sunmedia.co.jp/ccs-tensaikyodaku-form

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*編集後記*
会社のエントランス脇の沈丁花が開花して、芳香を放っています。

三月に入ってから、二月とは打って変わって急に冷え込んできましたが、
太陽の光は春の兆しが感じられます。春が少しずつ近づいてきています。
桜の開花が待ち遠しいですね。新たな学年が始まる時期でもあります。
私たちも心を弾ませて新たな気持ちでスタートダッシュしたいと思います。
(KH)
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最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

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このメールへのご返信、または以下URLより変更・ 配信停止のご連絡をお願い
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