読影指南

専門医の知識と経験にアクセスできる
画像診断ナレッジサービス

読影指南では、「基本部位」「基本所見」「候補となる診断」を判断するための体系的な関係と、大学病院の教育症例から厳選した症例データベースにより効率的に画像診断が習得できます。
臨床現場や教育現場で効率的に画像診断を習得するために「画像診断シミュレーターsimu.Doc」「画像診断ナビゲーターDoc.navi」の2種類のWebアプリケーションを提供しています。

読影指南とは

画像診断ナレッジサービス「読影指南」は、専門医の画像診断能力を共有することで現場の医師をサポートし、即戦力を育てることを目的に開発されたシステムです。
「大阪大学」「大阪市立大学」「関西医科大学」から症例の提供を受け、専門医・指導医監修のもとで作成された、画像診断知識ベースと画像症例データベースから、画像診断に必要な知識・経験を容易に参照できます。

画像診断知識ベース

膨大な症例データに基づき、画像診断に必要な「撮影条件」「基本部位」「基本所見」「診 断」などの要素(語彙)をグループ化し、関連付けてデータベースを構築。

症例データベース

有用性の高い症例を抽出し、匿名化した画像に患者の性別・年齢・確定診断などの情報を付加。知識ベースとの相互関係を定義することにより、幅広い二次利用に対応できるデータベースを構築。
各症例画像では、専門医がこの画像をどのように読み解くのかについての解説を参照することができます。

二つのアプリケーションで
画像診断力を強化します

画像診断ナビゲーター

撮影画像を読み解く際に必要となる
知識や症例を効果的に提供
疾患の鑑別から診療録作成、患者さまへの疾患説明まで、画像診断のプロセスを幅広くバックアップ。確かな専門知識と先進の知識情報処理により、医療現場の効率性と患者さまの信頼確保の両立に貢献します。
  • 医師の画像診断に
  • 地域医療・遠隔医療の支援に

画像診断ナビゲーション

撮影画像を見ながら「基本部位」「基本所見」と選択していくと、可能性の高い診断候補を表示します。

画像症例検索

症例画像に、「患者属性」「確定診断」 「診療録」「専門医の解説」をリンク。 「基本所見」「診断」などから症例画像 が瞬時に確認できます。

画像診断シミュレーター

出題画像を読み解きながら体系的に
画像診断プロセスを習得
学習効果の高い症例画像を用いた読影プロセスのトレーニング・アプリ。豊富な専門知識と経験を要する画像診断において、初学者から専門医を目指す方まで、さまざまなシーンで手軽に活用いただけます。
  • 医学生の学習教材に
  • 指導医の教材・研修医の学習支援に

一問一答で基礎を習得

ドリル感覚で繰り返し学習しながら基本スキルを養成します。ランク表示により、自分の実力レベルや目標設定も明確化できます。

臨床現場での実践スキルを 学ぶ

臨床の画像診断プロセスをモニターに再現し、疑似体験しながら即戦力となる読影スキルを向上させます。

推薦者のコメント

「読影指南」が画像診断能力のばらつきを補完

専攻医など初学者の「一次読影」や診療放射線技師の「読影補助」の際に、各自の能力にばらつきが大きく、その品質が不安定なことが問題になりますが、このDoc.naviの活用によって、能力差を補完して均質化し全体的な能力を向上させる効果も期待されます。
兵庫県立加古川医療センター部⾧(医療情報担当) 放射線科部⾧
酒井英郎

異常像が目に飛び込んでくる感覚を身につけよう

「読影」とは、まさに「データ」に魂を吹きこみ、有用な「情報」にする作業であり、これを学ぶことで自分自身の力量の向上はもちろん、医療に大きく貢献できます。医学を学ぶ人には、ぜひ読影を体系立てて勉強し、写真から有用な情報を引き出せるようになってほしいと切に願います。 数多くの症例にあたることで、正常像がどのようなものかわかるようになり、異常像が自然と目に飛び込んで来るようになります。こうなると読影も楽しくなり、能力もさらに上がることでしょう。この感覚を身につけるツールとして、「simu.Doc」がお役に立てれば幸いです。

日本専門医機構認定 放射線科専門医(subspecialty: 放射線診断専門医)
広島大学病院医療情報部 部長(システム医療学 教授)

利用者の声

実寸に近い画像をモニターで
じっくり観察!

鮮明な症例画像を、モニター画面でたっぷり観察できるのが良かったです。また病変のある画像だけでなく、正常症例もあり参考になりました。

良質な画像で、
読影を体感。

病変の場所、その形態、最終的に何が疑われるのか。こうした読影のプロセスを体感でき、技師として必要な画像を考えることができました。

就職前に、診断に必要な画像を
知ることができる!

医師の診断に必要な画像を知ることで、診断・治療に役立つ画像の読影を意識できます。臨床では、技術と知識を身につけていきたいです。

▼利用者へのインタビューを動画でご覧いただけます

導入実績

  • 兵庫県立加古川医療センター
  • 鈴鹿医療科学大学
  • 純真学園大学
  • 群馬パース大学
  • 森ノ宮医療大学

ほか、多数の機関で利用されています。

お問い合わせ

株式会社サンメディア e-Portカンパニー

メールアドレス:e-port@sunmedia.co.jp
電話番号:03-3299-1575(受付時間:9:00-17:00)