各サービスの最新情報

《読影指南》専門医の豊かな知識と経験が習得できるオンラインサービス“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”のご紹介

画像診断は、現代医療において生体内を可視化して疾患の早期発見・早期治療を実現するために不可欠な手段です。
しかし、医療従事者にとって正確に診断するためには専門知識と熟練が必要です。

“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”は、各診療科で初期診断を行うために実施される
胸部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡において、大学病院のエビデンスに基づき
専門医の知識・経験や症例をインターネットからオンラインで提供する革新的なサービスです。

“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”
https://www.medicalshinansha.or.jp

すでに兵庫県立加古川医療センターなどの医療機関では、研修医や専攻医の育成に利用されています。
さらに診療放射線技師の教育機関では学生の教育に利用されており、その効果は多くの論文などで検証されています※。

※【臨床用途】
・Y. Hasegawa et al.: Development of a System that Generates Structured Reports for
Chest X-ray Radiography, Methods Inf Med 4/2010 360-370
https://www.thieme-connect.com/products/ejournals/abstract/10.3414/ME09-01-0014
胸部X線について大阪大学との共同研究を成果としてまとめた原著論文。
放射線科専門医の読影において12.5%の時間短縮が認められた。

【教育用途】
・Akio Ogura et al.: Effectiveness of an e-Learning Platform for Image Interpretation Education
of Medical Staff and Students, Journal of Digital Imaging (2018) 31:622-627
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6148818/
びまん性疾患と限局性疾患それぞれについて被験者10名、90症例を利用して「読影指南」における学習効果を調べたところ、双方ともに著しい学習効果が認められた。

・東出 了ら.:胸部読影学習システムを導入した学内実習の教育効果,
日本放射線技師教育学会論文誌Vol.12 No.1 p27-34(2021)
https://cir.nii.ac.jp/crid/1524232505908129024
鈴鹿医療科学大学における110名の学生においてアンケート形式による学習効果の確認を行った。
その結果、学習効果は良好で学習意欲や興味が向上し、有効性が確認できた。


日本は人口あたりの医師の人数がOECD加盟国では下位に位置しており、専門性の高い医療従事者が不足しています。
医療従事者や医療を学ぶ学生の方にこのサービスをお使いいただくことにより、画像診断のスキル向上を図ることができます。

<開発元>
NPO法人メディカル指南車は、大学や大学病院の教員や専門医、知識情報処理の研究者によって設立されました。
「読影指南」はNPO法人メディカル指南車が、約10年間の研究開発を経て開発したサービスです。

※お見積のご依頼やご注文につきましては e-port@sunmedia.co.jp までお気軽にお問合せください。