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《Faculty Opinions》ノーベル賞受賞者とFaculty Opinions

2021年のノーベル医学・生理学賞を受賞したのは、
温度と触覚を感じる仕組みを発見した下記の2名の研究者でした。

・David Julius 氏/カリフォルニア大学サンフランシスコ校
・Ardem Patapoutian 氏/スクリプス研究所

上記2名の受賞者は、論文評価サービスFaculty Opinionsとも関わりがあることを
ご存じでしょうか。

Faculty Opinionsでは、ノーベル賞受賞以前から、David Julius 氏の30本以上の
論文がFaculty Member(※複数の条件を満たすことにより選ばれた論文のレビュアー)
によりピックアップされ、高く評価・推薦されていました。
例えば、2013年に発表されたDavid Julius 氏の下記の論文は、Faculty Opinionsの
平均スコアである「10」に対し「128」という非常に高いスコアを記録しています。

Structure of the TRPV1 ion channel determined by electron cryo-microscopy.
Nature.[2013 Dec 05; 504(7478):107-112, https://doi.org/10.1038/nature12822]

また、もう1名のノーベル賞受賞者であるArdem Patapoutian 氏は、2004年から2005年に
おいてFaculty Memberを務めていました。Ardem Patapoutian 氏の複数のレビューは、
現在も閲覧が可能です。

このように、Faculty Opinionsでは、将来ノーベル賞を受賞するような注目すべき研究者や論文が
ピックアップされており、また、そのような注目の研究者による質の高いレビューもチェック
することができます。
膨大な論文の中から、価値ある研究成果だけをいち早く手軽に発見したい、そのような研究者様の
ご要望にお応えできるサービスです。

是非今後もFaculty Opinionsにご注目ください。