ディスカバリーサービス”Summon”では、ご利用機関様が管理されている貴重な
オリジナルのデータベースも、出版社のコンテンツなどと同様に、全世界のSummonユーザーが
共通で利用できる検索対象としてCentral Discovery Indexに搭載させることができます。
このほど、Summonをご利用中の法政大学様より”法政大学図書館デジタルアーカイブ
(Hosei University Digital Archive)”のデータを、Summonの検索対象(Central Discovery Index)
としてご提供いただきました。
■”法政大学図書館デジタルアーカイブ” について
“法政大学図書館デジタルアーカイブ”は俳人、歌人の正岡子規(1867-1902)の旧蔵書をまとめた「正岡子規文庫」
法政大学初代総理梅謙次郎(1860-1910)の関係文書をまとめた「梅謙次郎文書」、
そして野上記念法政大学能楽研究所で兼任所員を務めた狂言研究家古川久(1909~1994)の旧蔵書「古川久文庫」の
3つのデータベースから構成されているデジタルアーカイブです。
以下は、”法政大学図書館デジタルアーカイブ”のウェブサイト上における各データベースの解説となります。
・正岡子規文庫
正岡子規文庫とは、俳人、歌人として著名な、正岡子規(1867-1902)の旧蔵書です。
子規に兄事した寒川鼠骨(さむかわ・そこつ)を介して、1949年に本学に寄贈されました。
本サイトでは俳諧関係資料だけでなく、学生時代のノート類や中国の文学作品などバラエティーに
富んだ資料群を公開しています。
・梅謙次郎文書
梅謙次郎文書とは、民法起草委員として明治の新法典整備に中心的役割を果たした民法学者である
梅謙次郎(1860-1910)の関係文書です。
梅謙次郎は法政大学の初代総理(総長)として学校経営・教育に尽力しました。
遺族より寄贈され、法政大学図書館が所蔵する梅謙次郎関係資料のうち、「梅謙次郎文書」として
まとめた70タイトルを、デジタル化し公開しています。
・古川久文庫
古川久文庫とは、野上記念法政大学能楽研究所で兼任所員を務めた狂言研究家古川久(1909~1994)の旧蔵書です。
生前に一括購入され、能楽研究所に狂言を中心とした能楽関係資料200冊、市ヶ谷図書館には近世文学関係資料325冊が
所蔵されています。
図書館所蔵資料のうち、令和2年度の国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」に
合致する297冊をデジタル化しました。
“法政大学図書館デジタルアーカイブ” URL
https://archive.library.hosei.ac.jp/db/default/index
“Hosei University Digital Archive”と同様に、自館のオリジナルデータベースのCentral Discovery Indexへの搭載に
ご関心がおありの機関様は、お気軽にe-port@sunmedia.co.jpまでご相談ください。